サヘルローズさんに何回かお仕事をお願いしたことがあります。
彼女は幼少のころ、イラン・イラク戦争の時に、イラクの爆撃で家族全員を失くし、ボランテイアの女性に見つけられ孤児院に入り、7歳になった時にそのボランテイアの女性に引き取られ、紆余曲折あり日本で暮らしていました。
モデルとしてショーにも出ていただきましたが、休憩時間はずっと漢字の勉強をしていましたし、ペルシャ絨毯を織る仕事もしていて「タレントになっても絨毯織は続ける」とも言っていました。
ある時、彼女が出るショーのときに、シエラザードの音楽を使うことになりました。千夜一夜物語の舞台がバグダット(現在のイラクの首都)ですから、嫌なのではないかと思い聞いてみたところ「大丈夫ですから気になさらないでください」と言ってくれました。
ですが今彼女は心を痛めています。理由はお分かりになると思います。
国と国の間には長い歴史もありその中では許しがたい軋轢もあるでしょう。
またその国の中でも、常に問題はあり尽きることはないでしょう。
でもそれを殺傷により解決するのは明らかに間違っています。
ヨーロッパの国々は80年前までは戦っていたけれども、平和な時代が訪れ、2000年からは通貨さえも統一されました。憎しみあっている国でも必ず平和になれる、と思いたいです。
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さて私の作品集の出版記念昼食会が開催されることになりました。オーストリア料理のお店で、店内のインテリアや食器も素晴らしいです。オーナーシェフが、皆さんに腕を振るってくれるそうです。
平和な日本がいつまでも続きますように。
翌日の4月23日はウナカンツオーネの出番です。

