今回の旅は本当に皆様の親切に支えられて素晴らしいことばかり起こりました。
トリノの美術館に寄贈したご褒美にと、ある方がスカラ座にご招待して下さったのです。
スカラ座でオペラを見たことはなかったのですが、なんとお席はパルコ!!!
席から見た舞台です。最高のお席です。
私たちの席はこの白黒写真の一階の中央から2番目のパルコ席。大統領席の斜め下の二つ目。
パルコ席は6名入れるのですが、日本人の私たちに気を使って一番前に座らせていただけました。チケットに書いてある代金をみて気が遠くなりました。一枚1400エウロです!2枚です!イタリアの会社が年間でとっている席のようです。お相撲と一緒ですね。
お芝居はドニゼッテイの楽しいオペラ「連隊の娘」
ソプラノのジュリー・フックスが、当たり役でもある男勝りの連隊の娘を演じました。
途中、歌のお稽古のシーンでわざと下手に歌うところがあり面白かったです。動きもヒョウキンで愉快。相手役はファン・デイエゴ・フロレス。国際的なペルーのテノール歌手だそうです。フランスとチロルが舞台なので、半分くらいフランス語でした。
こんな素晴らしいお席で見れることは一生ないと思いながらも、意外にも椅子が小さく座りにくく(笑)
雰囲気を味わうために、スカラ座の隣のバールで飲んだベリーニがすごく美味しかったです。
ベリーニはピーチのジュースにシャンパンを注いでかきまぜたもので、とても優雅でエレガントな飲み物です。
さていきなり現実的なお話です。
10月いっぱいはミラノにいるのですが
11月13日に松本淳子さんとお友達、生徒さんを交えたコンサートがあります。
素晴らしいラテンバンドでしかも文京区のシビックホールです!
是非、お運びください!
それから、ウナカンツオーネは29日(土曜日)です。
シャンソン界の大御所 広瀬敏郎さんとご一緒です。
そのあと12月7日にはテディ大平とクリスマスライブ。ピアノの石田真弓さんパーカッションのにっしいこと矢沢文子さんテディ大平さん私でクリスマスライブをやります。場所は小野リサさんの妹さんがオーナーのブラジル料理店、四谷サッシペレ。ご予定いただけると嬉しいです。




