舌の付け根を意図的に緊張させると、かつて10代の頃の自分が体験した「自分が今何をやりたいか全く分からなくなって立ち尽くした体験」「歩き続けることがやめられない体験」が蘇ってくる。
無意識に舌の付け根を緊張させる癖がつくと呼吸が不十分になり、その感じは「自分が不十分」な感じとして感じられる。
自分は何をしても充分ではなく、何がしたいのかも分からなくなる。 
図書館に行きたいような気がして図書館に行けば何かがあるような気がするが、行ってみると何かが足りない感じはそのままで、徒労感が残る。そのうち何かを食べたいのではないかという感じがしてラーメン屋に入ろうとするが入る寸前にお腹は空いてないことに気付く。
そのうち歌舞伎町に行って怪しい店に入ればスカッとしそうな気がして歌舞伎町に行ってみるが、目の前の店は私の頭の中の怪しい店とは全然違うので入れない。
店の前で立ち尽くしていると、とにかく何処かに行かなくてはという思いが起こり、歩き出すのだがどこに行けばいいのかも分からず、歩くのを止める事もできず、ヘトヘトに疲れるまで歩いてはまた立ち尽くす。