日本丸を作ってみて自分がこういう順番で作ればよかったと思ったことを備忘録として、またこれから作ろうという方の参考になればと思って書いておきます。
説明書の19番、ターンバックルは11上部甲板の組み立ての時点で付けていれば楽(だと思います)。
ターンバックルは柵の間をくぐって取り付けるので柵をつける前にターンバックルを付けると良いかもしれません。
ロープでテンションがかかるのでしっかり付けないと取れてしまうため、自分は接着剤がはみ出すくらいつけてしまいました。
また固着までにずれたりするとロープの平行が均等にならずバックステイが美しくなりません。
21番以降のステイ、ブレースランナーは帆をつける前、18番ステイの張り方の時点ですべて付けてしまうとやりやすいと思われます。
この後のステイはすべてトップボードの穴を通してマストの根元のファイフレールに結ぶことになるので、帆を付けてバックステイを張ってしまうと非常に作業がやりづらくなってしまいます。
そのため自分のはこの通りロープがスッカスカです。
バックステイを張る前に、この後のロープを全て余裕を持たせた長さで切って絡まないようにマスキングテープなどで避けておいて帆を張る作業に入るとやりやすいと思います。
ロングピンセットなどで糸を結ぶ作業ができる方は、説明書の順番で大丈夫だと思います。
ロープが複雑に、でも整然と張ってあるのが帆船の魅力でもありメカニカルな美しさだと思います。
説明書の最後になっている救命ボートは19番のバックステイを張った時点で設置する方が楽(だと思います)。
ボートを付けるのは最後ですが…
ロープが邪魔!
ボートダビットが細くボートの穴とボートダビットの幅と一致しないため、若干内向きに接着する必要があります。
ボートとの接着自体は机に置いてやればいいのですが、その細いボートダビットをロープを避けながら接着するのがまた大変。
ボートがロープ張りの邪魔になることは無いので、船体に付けられるものは早めに付けた方がロープ張り作業はやりやすいと思います。
またロープ張り含めて内側、下からやっていくのが効率的で作業がやりやすい方法だと感じました。
これはあくまで帆船模型初心者の自分の感想なのでやりやすさは人それぞれだと思いますし、順序を変えることによる不都合が生じる場合もあり、それに自分が気づいていないだけかも知れません。
帆船模型はしばらくいいや…。と思う反面、もっとこうすれば良かったかな。と思うこともあるので、またチャレンジするときのために記憶の記録。
今度作るときは海王丸作りたいです!