いつも歩く場所で、ここのところ沈丁花の匂ぃ がし始めた。
甘くて好きな匂ぃ。‥‥って、毎年日記に書ぃてる。
沈丁花の匂ぃを嗅ぐと、いつでもハタチの新人介護士の頃にタイムスリップする。
その頃はデイサービスで、毎朝、車でぉ年寄りを迎えに行ってた。
意欲に満ちた、穏やかな春。
沈丁花が、みんなが生きてるコトを喜んでた。
思い出す利用者の顔は、悔しいけど今はいない顔ばかり。
何人もとぉ別れをして、何人分も泣いて。そして、何人分も生きようと誓った。
“次が最期かもしれなぃ”。
そんな中で一緒に笑えるって、ものスゴぃ奇跡だといぅこと、
沈丁花は思ぃ出させてくれる。
もっと、生きようと思う。