兜【壱】 | oridurukakurennbouのブログ

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「つなぎ折鶴(連鶴)」や、切り込みを入れた用紙の一部で鶴を折る「裁ち折り鶴」など、鶴をモチーフにした作品を主にしています。
ユニットやたまにコンプレックス系作品を折ることもあります。

 

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前川淳氏の『本格折り紙』に掲載されている「連鶴・寿」「三ツ首の鶴」を折ったのは随分前の事になりますが、他の作品も魅力的で、いずれは上級編にもチャレンジしてみたいと考えています。

今回は時節柄、「飾り兜」を折ってみました。
 
この「飾り兜」は初級編で、それほど難しい箇所もなく、また工程も比較的短いですが、精悍な感じの素晴らしい作品です。
 
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もっともポピュラーな形の兜も、鍬形の先端を上に向けることで、勇ましい雰囲気になると書いたことがありますが、今回はその様々なアレンジについてまとめてみます。
なお、鋏で切り込みを入れてアレンジする方法もありますが、ここでは鋏は使わないものだけにしておきます。
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兜の鍬形部分ですが、左側が最もポピュラーなもので、右側はいったん45度に折り下げた後でもう一度その半分を折りあげます。
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この鍬形を長くする(紙の大きさは同じでも、本体に比べて相対的に長く見せる)方法もあって、三角に最初に折った後、その底辺のところを少しだけもう一度折ります。
また、その一折りを中割折りに変えることで、長い鍬形の先端をインサイドアウトにすることもできます。
 
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左側のものは裏返しますが、この後は同じ工程で折っていきます。
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また、最初に三角形に揃えずに少しずらして折ってから、底辺のところも折って兜を折っていく方法もあります。
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上下をひっくり返します。
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左右の両端を後ろに折り込みます。
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以上、最もポピュラーなものも含めて5種ができました。
使った用紙は一辺5cmです。
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注意
続編も用意しています。