NHK連続テレビ小説『あさが来た』の連鶴9 | oridurukakurennbouのブログ

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「つなぎ折鶴(連鶴)」や、切り込みを入れた用紙の一部で鶴を折る「裁ち折り鶴」など、鶴をモチーフにした作品を主にしています。
ユニットやたまにコンプレックス系作品を折ることもあります。

第97回、先週に引き続き帳場には花橘です。
そして千代の部屋でしょうか、反物と折り紙の中心に千代がいた部屋の床の間には早乙女が。
千代が持っていた鶴には羽の中央に折筋が付いていますが、その折筋を付けないで折ることもできます。
私なりの折る時のポイントはこちらhttp://blogs.yahoo.co.jp/origamimanekko/6372351.html

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ほとんど瞬間的にしか映されませんでしたが第99、100回では早乙女のようです。
(第97回のものとは違います。)
掛け軸も金魚で夏なのでしょう。
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第102回よのが千代に金魚を買い与えていますが、兜から金魚に発展させる伝承折り紙にも一折りの工夫があります。

イメージ 1

手の動きからすれば上の左のように、下から上に折りあげるのが自然な動きですが、従来の伝承折りでは金魚の形にした場合に右のようになります。

これを次のように内側に折り込むと、スッキリとした金魚の形にできます。

イメージ 2

また兜の鍬形部分についても単に折り下げるだけでなく、いったん45度に折り下げた後にもう一度その半分ほどを折りあげてみます。

イメージ 3

鍬形の先端が上を向いて、より勇ましい雰囲気になると思いますがどうでしょうか。

イメージ 4
イメージ 5




両替商から銀行に代わっても、孫離れできないよのはそのまま同居。
帳場も様変わりしてしまい、これまで連鶴が飾られていた場所もなくなりましたが、順番待ちの客の目を楽しませるように、これからもどこかに飾られることを期待します。

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