言うまでも無く時の人、ウクライナの大統領です。

この方の経歴に関しては言う事はないですが、ロシアの侵攻が始まった当初から、停戦の話し合いに応じると言ってました。

その内容は、

1.ウクライナの中立化

2.東側の親露地域やクリミア半島のロシアによる併合

となってます。

 

で、これに対しロシアはずっと合意してないんですよね。

ロシアが武力行使した理由が上記2つであった事はずっと報じられています。

プラスしてウクライナのゼレンスキー体制の崩壊も上げられていますが、そこはあまりメディアも取り上げていませんでした。

 

けど、ずっと合意できていないと言う事は、実はロシアが一番重要に思っているのは、ゼレンスキー体制の崩壊であり、ゼレンスキーの引き渡しではないかと思うようになりました。

逆を言えば、ゼレンスキーさえ確保してしまえば、殺さなくてウクライナの次の指導者はロシアに刃向かおうとは思わないのは想像がつきますし、ゼレンスキーさえ失脚してしまえば、上記2つはすぐにでも合意となる事でもあり、そんなに重要視していないのかもしれません。

 

武力行使する前までは、上記2つが目的だったと思うけど、侵攻した時点で優先順位は変わったのではないかと思います。

しかし、プーチンはゼレンスキーを暗殺する事は、マジで世界中を敵に回すので、確保した上で時が過ぎた時に処刑するのではないかと思います。

そうしないと侵攻した意味がないですよね。

話し合いでは解決しなくて、逆にNATOを巻き込んで脅していたのだから、その当の本人を権力から引きずり落とす事が目的なんでしょう。

 

こう書くと、やっぱりアメリカが独裁者を許さないと言って戦争をおっぱじめる事とあまり変わらないような気がします。

我々は西側諸国の文化で生活してるので、独裁者=悪のイメージがあるのでアメリカが戦争を始める理由も何となく理解してしまう傾向があるけど、今回のロシアも東側の文化で考えると、民主主義で選ばれた政治経験もないタレントが人気稼ぎのためにロシアを悪者にして、いつかはロシアに戦争を仕掛けるような雰囲気まであったので、そりゃあこいつは危ない、殺せとなっても理解できると言うか、そんな行動になるのもわかるような気がします。

 

なので、停戦条件はゼレンスキーの身柄引き渡しなんだろうなあと想像します。

でもウクライナはそれをのみませんから、停戦は合意しない。

そうなるとロシアがやれる事は首都陥落しかないんだろうなあと思います。

 

そう考えると、プーチンの頭の中は何となくわかりますね。

何故首都を攻めるのかについても、専門家がわからないと言ってたけど、こう考えれば納得かな。

 

なかなかこの戦争は終わらない気がします。

経済に本当に影響が出る前に終わって欲しいのですが。。。