Fsの清宮の事です。

今年は打撃フォーム改造に着手しているようで、今流行のパームアップ打法に取組んでいます。

簡単に言うと、Bsのラオウこと杉本選手が昨年、この打法で覚醒したと言われる打ち方で、トップの手首を返さない打ち方です。

H柳田も取り入れていて、飛距離がでると言われてます。

ゴルフなんかでもそのような打ち方が流行っていて、こちらも飛距離が伸びると言われる最新の打ち方です。

 

で、清宮なんですが、今はまだ習得中なのか極端な打ち方をしていて、とてもじゃないけど見てられない打ち方になってます。

手首を返さないように右肘を大きく上にあげる不格好な打ち方で、見ているだけで怪我しそうなんですよね。

まあ、トレーナーがついてやってるから大丈夫かと思うけど、あれではこの新打法の習得にも時間がかかるかなと自分は思ってます。

右肘があがるのはまあわざとやってるから良しとしても、その影響で顔まで下から上を見上げるようになってしまって、悪影響の方が大きく感じますが。

 

自分がみる限り、遠くへ飛ばすための打撃フォーム改造はやらなくてよいと思うんですよね。

清宮の一番の欠点が一つも修正されていないからです。

清宮の欠点は大きく開いたオープンスタンスから、タイミングをとるために一旦捕手の方向に身体がスウェーします。

そこから一度は壁を作っているのですが、ボールが近づいてくると今度は極端な体重移動するために、投手方向に身体が動きます。

せっかく作った壁が左足首だけが固定されてしまい、他の部分は全て投手方向に動きます。

これではボールを迎えにいってるような感じになり、他の選手に比べ球速を速く感じているはずです。

変化球に対しては自分が動いてしまってるため、自分の身体に近い所で変化している感覚になっているので、捉える事が難しくなります。

 

今のプロ野球は球も速い投手が多いですが、それ以上に多彩な変化球を投げます。

そのため、打者はほとんど頭、身体を動かさずに体幹でと言うとわかりにくいと思いますが、体重移動をしているイメージになります。

つまり、頭のてっぺんから中心をなるべく動かさずに捕手方向に壁を作って、上半身の一部と軸足に体重をのせてから、そこから回転するイメージです。

Y村上の打ち方がまさにそれで、見た目はほとんど動きはないのですが、体重移動はしっかりやっていて速いボールにも変化球にも対応できるようにしてます。

これはメジャーでも同様で、そのような打ち方をしてる選手は成績を残しています。

大谷もそのように変わりました。

目は足をあげて打つときに下半身が投手方向に動く打ち方でしたが、今は手打ちに近い形から上半身だけが回転しているようなフォームになってます。けど、実際は体重移動は全身で行っているんですよね。

 

なので、清宮は今流行の飛距離がでる打ち方を習得する以前に、根本的なフォームの修正をしないと打率は残せないでしょう。

ホームランはそれなりに打てるとは思いますが、これだと使ってもらえないでしょう。

 

今までこのスウェーする打撃フォームで打率を残している選手を私は見た事がないので、清宮もたぶんダメでしょうね。

誰か教えてあげればいいのに。

と言っても、清宮はそれは聞き入れないみたいだからなぁ

 

今年も厳しいかもね。

清宮、プロで通用する選手になるのかとっても疑問です。