<漢が惚れる…大道塾(空道)/ サマーキャンプの巻>
↑「ヒットマン」の異名をとる長田塾長を囲み、支部長、広島道場の先輩同輩と記念撮影。
普段は、人が多く集まるイベントとか観光地、会合とかはできるだけ避けたい僕けれど、この団体の合宿や行事だけは別。
僕の経験してきた山や海も、師匠先輩たちの魅力に惹かれてこれまで続けて来た面は大きい。
山(大岩壁)の師匠は、ヨセミテの大岩壁日本人初登のH氏。
海(大海原)の師匠は、小型ヨットによる南極大陸日本人初上陸&単独世界1周のK氏。
時代の先端を走り、とても過激で記録的な命がけのことをする二人の共通点は、
素人や初心者に強そうに振る舞う普通のベテランとは真逆で、
いつも静かで穏やかで人に優しく…憧れずにはいられなかった。
↑朝練の図。(河原でみんなで腕立て、スクワットと塾長の技術セミナー。このあと武道場で稽古です)
僕の唯一の趣味の武道(大道塾)の師や先輩同輩も、海山の師匠に負けず劣らず、
人としてほんとに魅力的で、物理的にもメチャ強く優しい。
こんな人間のひとりに自分もなりたい!と、今回も思えてしまった。
↑マルケサス諸島にアンカーするオリハルコン
太平洋に出る前、
実際に太平洋を渡った人が、渡る資格も無いかもしれない未熟な自分に、
「さあ、私たちの仲間にお入りなさい!」と、
手を差し伸べて勇気と力を与えてくれた。
そんな太平洋横断の先輩たちとの出会いを思い出させてくれるような空気感。
大道塾…僕が若い頃、いちばんコワくて過激と感じていた知る人ぞ知る流派。
今回も、たくさんパンチや蹴りももらい勉強になり、さらに憧れは強くなった。
レジェンド中のレジェンドの塾長は雄大な山のようだった。
↑絶大な信頼と指導力の筑紫野支部のM先生と記念撮影
メチャ暑かったけど、
最幸な2日間でした。
お世話下さった筑紫野支部の先生先輩方、出会え再会できたみなさんにほんとうに感謝!。
82歳で滝登り!関西からのお二人との夏時間の巻
82歳で滝登り!
昨日は関西方面からのお二人と、沢を歩いたあと、温泉〜ハーフ森メニューをやって、駅までお送りしてきました。
卓球と山登りが趣味といわれるだけあった、まだまだいけそうな感じでした。
前日は、宇品の花火大会に行かれたけど、真上に上がる花火は素晴らしかった
ようでした。
元々は、セーリングのお申込みだったけど、
真夏の昼間の瀬戸内海は風が無い日が多く、風が無い灼熱の海に浮かぶヨットは、
さえない乗り物になったしまうので、沢登りを提案したというわけでした。
沢のあとは、スパ羅漢で温泉に入って体を温め、
小屋に向かい、ハーフ森メニューです。
花火に沢登りに温泉、そして焚火…。
無事、一日を終えることができました。
山の神様、ゲストのお二人に感謝です!
オリハルコン艇長の感謝&雑感と自力整体の先生Fさんご一行と大人の夏休みの巻
前回は大雨のため、川が車で渡れず、中止になった。
今回は、パラりと雨粒が落ちたけど、
無事開催できました。
それにしても、僕の経験なんて、社会ではほとんど(ほぼ全く)役に立たないことばかり
なんだけど(邪魔になる場合もある)、そんな社会では無価値で、社会の偉い人は見向きもしない内容ばかりの山下の海山での話や生き方に光を当てて、
大切なお客さんやお友達をどんどん連れて来てくれる人がいる。
こんな、山の中で電気もない、簡素な小屋に大切なお友達やお客さんを連れて来て、
なにこれ~~と、ひんしゅくをかったら、紹介したその人の顔は確実につぶれてしまう。
そんなリスクを背負って、お友達を案内してくれる人は、ある意味冒険者(同業者?)。
僕は、社会では(自然の中でもあんまりかわらんけど)まったくのヨチヨチ歩き。
大自然ではどうかというと、これもまあ、師匠たちから比べたら、まだまだのレベル。
しかし、社会の中のリーダーや偉い人は、何をやってるんだと思うことがある。
自分が強くなったら、隣近所の弱い国を痛めつけたり、喰い物にしたり…
森の木は、多くの生き物をはぐくみ、自分だけが光を浴びて伸びるより、
森全体として生きている気がする。
カナダ北西岸の無人島の倒木の上の花園
山火事になり、数十年ぶりにその熱で発芽するパインツリーの種。
山火事がなければ、芽を出さず、そのまま土に還る生き方。
カナダ無人島での我が子二人 入江にはこんな家を建てれそうな倒木がたくさん流れ着いていた(背後に旅のヨットが見えます)
競争社会で勝ち組になり、人よりも豊かに暮らすには、
社会での脳を使う。
タイタニックをする長女
社会の常識、それは人間が人間社会で暮らしやすく、都合の良いように作り上げられたものだと、森の中で暮らしていたら、理屈を越えて感じてしまうことがある。
北半球から南半球に向けて貿易風帯を快走するオリハルコン(デイラン約200海里)
しかしその常識は、海を含めた地球全体で考えたら、
人間社会だけでしか通用しない常識と思えてしまうのは、
原野や大海原や大岩壁を、数日旅してみたら、
「それは、地球の掟とは別物なんだよ」と、
大地や大波が、すぐに教えてくれる気がしてならない。
何度も使っている写真で失礼① アラスカ~カナダの多島海の狭水道にて
大自然からのメッセージは、ラジオ放送のように常時発信されている。
昆虫も、リスも、鷹も、オオカミも、クジラも、イワシも、森の木々も、
みんなに平等に届けられている。
アラスカ クリンギットインディアンの集会所
しかし、それらのメッセージは、
社会で使う脳(社会脳)では、解読できない、海や山や大地の神様独特のワードを
盛り込まれている。
ヨットの師匠はそのことを、
脳ではなく、皮膚や髪の毛、内臓で、感じ取るようなもの…と、
ご自分の著書「ブルーウォーターストーリー」
(ヨット日本人南極初到達&8年かけた単独世界一周の実話物語)
にもそう書いておられる。
何度も使っている写真で失礼② ハーフドーム頂上直下に顔を出す山下(単独日本人初登) 撮影:K.koishi
山下はなぜ、大岩壁や大切な登攀はソロ(単独)でやるのか…?
ヨセミテを代表する大岩壁 ハーフドーム北西壁(ガレンローウェルのヨセミテクライマーより)
二人や複数人でやると、大岩壁の只中でも、
社会で使っている「脳」を使っての会話となるから、
言葉で変換できない大地や大岩壁からのメッセージは解読できず、
人間の都合や社会で都合の良い「常識」の範囲でしか理解解読はできない。
何度も使っている写真で失礼③ 北西壁基部での当時18歳の山下 撮影:K.koishi
山下にとって冒険とは、世界で有名な海山に行くことではない。
自分の想像力の一歩外側に踏み出してみること。
踏み出したら、無事戻れるかはわからない。
それがもしわかるようなら、それはJALで行く旅とかわらない。
というか、ロープで墜落を停める確保者の居ないソロクライムは、
一歩踏み外したら、物理的に地面まで墜ちて完結する可能性が高いため、
スポーツとは対極の行為であり、ソロクライマーにとって岩壁は、
自分の心を映してくれる、ウソやごまかしは通用しない最高の鏡となる。
何度も使っている写真で失礼④ 南太平洋 フレンチポリネシアの無人島でのオリハルコン
海や大岩壁に限らず、大地や原野で冒険してきた者は、
師匠や山下が聴いた、同じ子守唄を聞いて、地球から育てられている気がするんだな。
近年で云われる冒険はとは…、
プロガイドに札束を積んでエベレストのてっぺんに引っ張り上げてもらったり、
客船に近い船で南極に旅行したり、あるいは自然素材系の小舟とかカヌーで、
伴走船で寝泊まりしながらとか曳航してもらっての○○海峡横断とか航海とか…
マスコミが冒険に仕立て上げたのに乗っかるのが目立つけど、
山下にとって冒険の大切な要素は、
失敗や成功や有名さの大小ではなく、その時の心の純度。
どんな気持ちで海や岩壁に出たかということ…。
世間で評価されればいいのなら、札束積んでエベレスト登らせてもらったり、
マスコミ受けすることをすればいいけど、
自分の判断でどこまでできるか…、失敗したら明日は無くなる、すべて自己責任の、
世間ではなんのことやらわからないようなことの方が、
面白いと思えたりしてしまう。
何度も使っている写真で失礼⑤ アラスカ ミスティーフィヨルドの入江にアンカリングするオリハルコン
夢や冒険は、頭ではなく心で考える行為。
もし、洪水で見も知らぬ子どもが濁流に流されていた現場に出くわしたとする。
助けに行けば自分も死ぬかもしれない。
そんな時、「おい!助けに行ったらお前は死ぬぞ!」と、脳は自分の心に囁く。
社会では、脳が心をナメて主導権をとっているのが当たり前のようになっているけど、
上着を脱ぎ棄てて濁流に飛び込もうとすることがあるかもしれない。
それは、心と頭のポジションが入れ替わった瞬間だ。
冒険とは、頭と心のポジションが入れ替わる行為。
「おい!濁流に飛び込む前に、あの流木を拾って浮き代わりにして行け!!」
→心と頭のポジションが入れ替わったときは、脳は心に敬意を表し、
喜んでその力を貸してくれる。
冒険とは、有名な場所に行くことではなく、
心と頭のポジションが入れ替わる生き方のこと。
冒険cafe森メニューでは、
世間一般で云われるような冒険話や、近年出回っているアウトドアの専門用語は出てこないかもしれないけど、
それで良かったら、ぜひ、遊びに来てほしいと思います。
それにしても、ちょっと良く書いてくれすぎだけど、
ありがたく、お言葉を頂戴し、
これからも気を抜かず、自然の中に入りたい。
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<自力整体の先生FさんのFacebookより引用>
~写真もほとんどゲストの方のを使わせてもらっています~
大人の夏休み
2回目の冒険カフェに大好きな仲間たちと行ってきました
今回は夏を満喫
ということで、小川でそうめん流し(流してないけど)
足を小川につけてアーシングしながらのそうめんの味は格別
#冒険カフェ の山下さんは、足が滑らないように、危ないところでは手を持ってくれて、皆をエスコートキュン
柳井で カフェをされているKさんの細やかな心配り、優しさにほんわか
お二人の愛情に包まれて、安心して遊ぶ子供たちのように、キャッキャッと川を楽しんだり、そうめんをいただいたり
そして、そのあとはお待ちかね
冒険カフェへーーーー!!!!!
二回目だけど
やっぱり素敵すぎた
小屋と呼ぶには申し訳ないくらいの素敵な空間センスの良さ
ここを山下さんひとりで建てられたってすごすぎる!!!!弟子入りしたいくらい尊敬
そこに流れるJAZZの音楽がまた最高にカッコいい
前菜のフルーツ
火起こし
焚き火調理
ニンニク調味液につけこんだセセリを焚き火でちょうどいい塩梅に焼いて切ってはお皿に入れてくれる
ピヨピヨピヨピヨピヨピヨ
私たちはそれを待つツバメの赤ちゃんのように
母(山下さん)の運んでくれるものを待つ
そこからのエスプレッソ
こんなに美味しい珈琲のいただき方があっただろうか??
神様ありがとう
最高の味
まだまだ続き
焼きさつまいも
焼きバナナ
もう、満腹状態で山下さんの冒険のお話を聞かせていただく至福の時
あーーーーー帰りたくない
そう思える居心地の良さ
夢のような素敵な時間はあっという間
刻々とせまるシンデレラたちの帰る時間
(ちょちょちょちょちょ!!!!まあまあまあまあまあ)
後ろ髪引かれながら
また来ま~す
と川口浩探検隊になった気分でジャングルをかき分けて(車が)姫たちは眠りから覚めたのでした
ぜひぜひ皆さんも行ってみてねー
夏休みなら子供さん連れも
きっと、沼にはまるはず
山下さんKさん
本当にありがとうございました
リフレッシュして、またそれぞれ
明日から仕事や家事を頑張れます
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ご縁に感謝!