記憶の海路・嬉しい再会の巻
森メニューへの申し込みを、知らない電話番号から頂いた。
で、お話していると、
竹原海の駅からの依頼で、セーリング体験に毎月行っていた9年くらい前、
オリハルコンに乗ったことがあるとのこと…。
てっきり、体験セーリングと思っていたけど、違っていた。
「あなたのブログをずっと追いかけてるんですよ…」
とのことだったけど、誰かはわからなかったけど…
「あの港の一番奥まで、セーリングで入ってくるヨットはめったに居ない…」
と、小屋でIさんは言った。
「ん~~???」
なんか、聞き覚えのあるセリフ…。
「あのときね、私はマイレディーを桟橋に係留してたんですよ…」
ヤマハ25マイレディーというキーワードや、
その、セーリングで入ってくるヨットはめったに居ない…
という、ヨット乗りでないと、なんのこっちゃ意味わからないセリフで、
だんだん思い出してきた。
「濃いコーヒーを飲ませてもらった…。」
う~~ん、としたら、まちがいなく僕だろうが、
そこはまったく覚えていなかった。
あの頃はいまとちがい、条件が許せば、そして気が向けば、
港や入江の最奥までセーリングで入り込み、
そのままセーリングで着岸や、アンカーしていたんだけど、
あの日は、先に桟橋に係留していたSさんがいるときに、
偶然、追い風を受けてデカいメインセールを揚げたままセーリングで最奥部まで入り、
桟橋の15mくらい手前で大きく舵を切り、360度回頭を行った。
船が風に立った瞬間に一気にメインを降ろし、船が再び桟橋に近づくタイミングで、
ファーリングジブを三分の一ほど開いて風をつかんで着岸した。
そのとき、Iさんにもやいをとってもらったかもしれない。
港の最奥までセーリングで入ってくるヨットは少ないのに、
シングルハンドで、しかもセーリングでそのまま着岸したので、
覚えていてくれたのかもしれない。
↑エスプレッソのカップがしっかり映っている。アハハハ!
ここ何日か、竹原の写真を探していたら、
なんと!見つかった!。
↑後進離岸するマイレディー
まぎれもなく、Iさんが写っているではないか!!
いや~~めちゃくちゃ、うれしい!!
過去から、訪ねて来て下さったような不思議な感覚。
Iさんが連絡して下さらなかったら、この時間は持てなかった。
ブログをくまなく見てくださっているのが、言葉の端々で感じられた。
えっ!そんなとこまで見落とさず読んでくださったのですか~~ってな感じ。
で、話していると、僕のブログに、知っている人が写っていたとのこと。
なんと、大道塾広島支部長のM先生。
これもまたビックリだけど、僕のブログを見ていて、偶然、海とは関係ないM先生の写真が出て来たんだから、Iさんの方がびっくりしたかもしれない。
船で、お互いが旅の途中で知り合い…、
約9年ぶりの再会。
ほんのひと時の出会いだったけど、
旅での出会いでの再会は特別だ。
うれしかった。
来て下さったこと、しかも森メニューに来て下さるなんて、ほんとにうれしい。
出会い、いや再会できたことに感謝!!