<追い風と、久しぶりの入江での夜>
九州の旅から帰って、オリハルコンに、新しい錨を積み込んだら…、
気が向いて、風が向いて…、帆を揚げました。
風は、いつもの隠れ家の入江(といっても一年以上ご無沙汰)に向かって吹いている。
しかし夜には北に回るはず。
やわらかい追い風に運んでもらい、約30分で入江に到着。
エンジンを使わず、あと少しで錨を入れれたけど、ちょっと目測ミス。
がんばらず、最後の数秒はエンジンのお世話になり、夕闇前に無事アンカーできました。
街灯りがきらきらと輝きはじめ、空には満月の一日遅れの月が、宮島の御床浦神社のちかくから昇り始めました。
久々の、「隠れ家の入江」の夜。
一夜明けると、、錨を揚げる前に帆を揚げて、セーリングで抜錨。
気難しげな風と対話しながら、風の顔色をうかがい2段に縮帆して風上航6.3ノット。
牡蠣筏と岸との狭い水路をぎりぎりでタックタック…。良いトレーニングになりました…。
海での良い時間に、感謝。