言ってることは一緒でも、イケボなだけで印象変わる。どうもorhgです。

 

みなさんは自分の声って好きですか?

 

僕は自分の声はあまり好きではありません。

嫌いって程じゃないです。

 

アニメなんかでも、サイズが大きいキャラの声は低めだと思います。

皆さんも一度は巨大化した経験があると思うのですが、魔法や呪いや化学の力で巨大化した際も、だいたい声は低めになりますよね。

 

僕は身長が180㎝くらいです。

 

魔法は使っていません。

 

クスリも使っていません。

 

ナチュラルに180です。

 

クスリ。

だめ。

ぜったい。

 

ちなみに体重は76キロ。

なのに腹囲はメタボ枠に収まっているのです。

 

これは呪いなのか?

 

しかしその見た目の割には、声が少し高めなんですよね。

あくまで見た目に対して・・・ですが。

 

男性のイケボというと、安心感のある低めのトーンを思い浮かべます。

そして言葉数は少な目。

 

周囲の雑音の中、ボソッとつぶやく一声で人々は雑談を止め、その人の言葉に耳を傾ける。

そして説得力のある内容に羨望の眼差しと、恍惚とする表情。

 

これです。

僕の理想は。

 

いっぽう現実は↓

 

周囲の雑音に負けない爆音で人々を黙らせ、存在感を際立たせようとイキリトーク。

中身のない長い話に嫌悪の眼差しと、辟易とする表情。

 

いや、もう泣いてまうやろ (´Д⊂グスン

 

僕だってイケボになりてーです。

 

 

しかし、ギターには「声」と言われるモノは在っても、それは喉から発せられる声ではありません。

「ヴォイス」とか「トーン」とか言われますが、右手と左手で繰り出されるサウンドをそう呼びます。

 

そんな僕の「声」を担う、重要アイテムがこちら↓

 

 

PICKBOYのGP33Rです。

 

厚みは0.75㎜と0.60㎜。

 

普段から何かと拘りがちな性格で、いつもなら選ぶにあたって何と比べたかを書き連ねるのですが、もうずいぶん前にこのピックに落ち着いているので何と比べたかなんて覚えていません。

 

学生時代はお金もなく、楽器屋さんに行ってもギター本体はおろか、エフェクターだって簡単には買うことが出来ませんでした。

買えるものといったら必要に迫られる弦がメインで、弦を買ってしまえば残金に余裕はありません。

 

少ない残金でわくわくしながら買えるものといったらピックくらいのものです。

 

この時は、音なんて出れば何でも一緒で、色や形で選んでいてサウンドなんて二の次だったと思います。

しかも色々買ってみたいので、5枚バラバラのものを買う・・・という統一感の無い買い方をしていました。

 

楽器屋さんに行った高揚感を、金銭の消費によって発散・抑制していたように思います。

 

まれに見かける超高級ピックには今でも全く手を出していませんが、1枚100円前後のモノは結構いろいろ使ったと思います。

三角なのかティアドロップなのか?

硬いのか柔らかいのか?

厚いのか薄いのか?

 

有名楽器店が推奨するピックも使ってみた記憶があります。

 

そうすると段々と好みがハッキリしてきました。

 

僕の好みはティアドロップ型。

厚みは薄いものから厚いものがある中で、やや薄目から中間くらい。

硬さは硬いものが苦手で、一般的にミディアムと表記されているくらいが好きです。

そして適度にしなってほしい。

ほんで先端にはエッジを感じたい。

おまけに滑る素材は嫌。

 

注意しないといけないのは、厚さと硬さは同義と思いがちですが、ちょっと違う点です。

厚くても柔らかい素材、薄くても硬い素材があります。

素材が同一の場合、厚みがある方が硬くなりますが、素材が違うことも多いので、薄いから柔らかいと思っていると失敗します。

 

僕がずーっと使っているこのピックは、素材はカーボングラファイトとナイロンの混合で、硬さとしなやかさがちょうど良いと感じています。

厚みは数種類あるようですが、メインは0.75㎜で、気分で0.60㎜も使います。

 

以前は0.60㎜をしばらくメインで使っていましたが、早めのフレーズを弾く時に少しもたつく感じがしたので0.75㎜を使うようになりました。

すると0.75㎜のサウンドの方がしっくり来るようになって、以後メインは0.75㎜です。

 

薄いとサウンドは軽やかになり、厚くなるとサウンドはやや重くなります。

また、厚くなると「しなり」が少なくなったり無くなったりするのですが、この「しなり」が無いと弦を弾いた時のサウンドにキレが無くなると感じています。

このピックは0.60㎜はもちろん、0.75㎜でも「しなり」を感じられます。

 

耐久性もまずまずですし、基本的にこのピックから出るトーンが好きなので、先が少し丸くなってもあまり気にせず使えます。

むしろ、ほんの少し先が丸くなったくらいが自分のトーンだな・・・と感じます。

 

つまり、僕の欲しい成分は完璧に揃えていて、他を試す気持にもなりません。

 

基本のトーンがイマイチだと、そのあとにEQやペダルで補正しても、どうにもしっくりきません。

そんなことに気が付いたのも、随分と大人に・・・おじさんになってのお話です。

 

今回は感動を伝える・・・というより、僕の中で10年以上変わらず愛用しているピックの紹介でした。

 

 

 

 

ところで昔からずっと謎なのですが、ピックの寿命っていつなんですかね?

 

 

 

まあ、理想の音が出なくなったら・・・だと思ってはいるんですよ?

 

 

 

でも僕は、ピックを「使い切った」というところまで使った記憶がありません。

 

 

 

そして、使い切ってもいないピックを捨てた記憶もありません。

 

 

 

それなのに、どうしてピックが無くなるのでしょう?

 

 

 

んーーーー

 

 

 

アレかな?

 

 

 

妖精さんのしわざですね。きっと。

 

 

 

だとすると、

 

 

 

僕の周りにはものすごい数の妖精さんがいるハズです。

 

 

 

Σ(゚Д゚)

 

 

 

 (つд⊂)ゴシゴシ

 

 

 

おしまい。