ヒエラルキーの最下層。どうもorhgです。
生きとったんかいワレェェェッ!
という事で、実に1年ぶりの投稿です。
忙しかったのとネタがあり過ぎたのとで、もうドコから手をつければいいのか、完全に迷子になっておりました。
ぼんやりと文章を考えたりもしたのですが、
うん。気絶しとこ♡
という具合で、気づけば1年。
散財に次ぐ散財で、ネタだけで言えば向こう5年くらいはあると思います。
さて、みなさんは自分のコミュニティにおいて、どんなポジションに居ますか?
学校とか。
会社とか。
地域とか。
趣味の世界とか。
家族とか・・・。
まぁ、色々ありますよね。
僕は現在社会人ですが、昔を振り返れば学生時代は学校生活というコミュニティではヒエラルキー上位の存在でした。
小学校から高校まで、児童会会長にはじまり応援団長、部活はキャプテン、同窓会のクラス幹事、大学時代も200人くらいの後輩を前に簡単な公演をするなど、まずまずのポジションだったのです。
ところがどっこい友達・仲間というコミュニティになると、僕の序列は低下します。
いわゆる1軍だったとは思うのですが、そのコミュニティに属しているだけで、頻繁に連絡を取る友人は極少。
休みの日に遊ぶほどの関係性は、キタシロサイと同じくらいの数しかいません。
そうなんです。
僕って人気ないんです。
良い様に使われてるんです。
ちょっと知恵が回って
ちょっと口がたって
ちょっとイヤな奴なんです。
当然のように会社というコミュニティーにおいても微妙な扱いを受けます。
仕事が出来なくはないが、上司からすれば扱いづらい。当然僕も居心地が悪い。
それなら自分でやってみます!ということで独立しました。
一人で出来ることには限界があるのは理解していたのですが、組織たるもの序列があって、それはピラミッド型の構造だと思っていました。
もちろん、この組織におけるトップは僕です。
さぁ、虐げた者どもよ!
刮目せよっ!
これが僕の思い描く世界だっ!
・
・
・
はい。
僕が最下層でーす。
ヒエラルキーの底辺です。
スタッフの皆様には働いていただいてます。
正しいことを言ったって、動いていただけないと何にもなりません。
動いていただけるように環境を整えるのが僕の仕事です。
僕の言うことが正しいわけではありません。
現実に起こっていることが正しいのです。
たぶんコレが正解です。
正解なんですけど、僕の思ってた正解とは違うのです。
自分の会社で最下層。
もちろん家庭も最下層。
んーーーー。
こんちくしょーーー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
僕だってデカい顔がしたい!
同じ内容・結果なら、小さいより大きいが良いに決まってます。
そんな僕の気持ちをエフェクターに投影するとこうなります↓
Tone-AR “URSS Germanium Fuzz Face” Inspired Replica Like a Tone Bender MK 1.5
でかーーーーっ∑(゚Д゚)
顔がデカい!
コレです。コレ!
顔のデカさはファズとしての威厳、足元における存在感、心の占有率
全てを増大させます。
デカさこそ正義。
ファズフェイス系ペダルとしては過去最高レベル。
これまでかなりの数のファズフェイス系を試してきましたが、やっと理想のファズフェイス系をゲットしました。
もう「ファズフェイス系」ではなく、「ファズフェイス」と言ってしまいましょう。
だってそう書いてあるんだもん。
ではこのファズフェイスに至るまでと、サウンドについて説明します↓
これまではゲルマニウムトランジスタの型番にとらわれていて、実績があって評価も高い有名なトランジスタや、レアなトランジスタに憧れがありました。
また、ファズ単体で十分なゲインが欲しいと考えていたので、ローゲインなファズは敬遠していたり、手に入れたものの中でゲイン不足と感じたものは売却してきました。
今の感覚でそれらと向き合ったいたら、もっと違う評価が出来たのかも知れません。
「たら・れば」を考えてしまいますが、それも巡り合わせだと割り切ることにしています。
アナログマン好きなので、サンフェイスはかなり試しました。
NKT275ホワイトドット。
アナログマンがNKT275と同型と述べているCV7005。
OC44ミリタリースペックであるCV7003。
このあたりはかなり良かったです。
今手元に残っているのはCV7003のみ。
丸過ぎないエッジ、十分なゲイン、クリーンアップ、低めなサウンドの重心といった部分が最も好みでした。
フルトーンのラージボックスのTHE 69も好きでした。
型番違いで2つ所有していましたが、ゲインが不足していると感じて売却。ちょっと後悔しています。
ジャムペダルズのファズフレーズもCV7003とフィリップスのOC44モデルも持っていました。
OC44モデルは今も手元にありますが、CV7003を残しておけば良かったと思い出すことがあります。
オーガニックサウンズのオーガフェイス66もまだ手元にあります。
NKT274のモデルを2台購入して、1台のみ手元に残しています。売却した1台はトランジスタの異常か、まともなサウンドが出ませんでした。
残している1台も悪くはありませんが、重心が少し腰高で、サウンドに奥行きが足りません。
僕が奥行きとして認識しているのは、まず耳に飛び込んでくる聞き取りやすい帯域の音とは別に、聞くというより感じるタイプのサウンドのコトです。
意識を向ければ聞こえますが、普段は認識していなくて、どちらかというと身体で感じている低音・・・音圧に近い感じです。
ABテストでパチパチと切り替えると、切り替えた瞬間オーガフェイスは寂しく感じました。
ここに挙げていないファズフェイス系のペダルも、この3倍くらいありました。
多くのファズフェイス系がそれぞれに個性的で魅力的なサウンドだったのですが、ブラッシュエイトさんがモディファイしたマクソンのSD9のクリーン・クランチが素晴らしくて、ファズフェイスの魅力の一つであるクリーンアップに優位性を感じませんでした。
しかしSD9も万能ではなく、ゲインなどもう一押しが欲しいと感じることも。
アナログマンモディファイのOD9でブーストするのですが、良くも悪くもTS臭が出ます。
そういうとネガティブに聞こえますが、サウンド自体は一つの完成形だと思っています。控えめに言って最高。
それとは別に、クリーンアップからファズまでをシームレスに移行でき、僕の好きなサウンドがするファズが欲しい。
これがファズフェイス系探しが止まなかった理由です。僕の好きな・・・がポイントですね。
では次に、コイツのレビューです。
先ず、みたことも無いロシアのトランジスタです。
ロシアはやっぱり恐ロシア。
ロシアについてネガティブなことを書けば、僕の命は無いかも知れません。
しかし、このファズフェイスを白日の下にさらすべく、僕はこのレビューを命がけで書いています。
どうですか?
まず、見たことも無い文字。冷戦時代の暗号と思われます。
また、UFO型のトランジスタであることからも、お察しの通り、冷戦時代の宇宙開発競争の痕跡です。
小型宇宙船をイメージしたものと思われます。
あまりにも怪しいのでジェミニに聞いてみたのですが、冷戦時代の影響で軍事産業のパーツには品質の高い製品が多く、また、産業の近代化がやや遅れたことで、後年までゲルマニウムトランジスタが長く製造・利用されていたようです。
つまり、知名度は無いけど品質は良く、かつ比較的数も出回ってるみたい。
他のコンデンサとかは良く知らないのですが、結構良いパーツだそうです。
このビルダーさんは納得するパーツが手に入った時にしか製作しないそうです。なんかカッコエエ。
これまではディティールでしたが、ここからはサウンドです。
まず、ゲインは低いです。これまでの僕の選別基準で言うとアウトです。
しかし、ファズフェイスはブースターのように使うのが本当なのだと分ってきました。
クランチ気味のアンプか、軽いオーバードライブの前段に繋ぐとゲインは十分です。
むしろこれ以上ゲインがあるとサウンドがつぶれてしまって、使い難いと感じてしまうかも知れません。
トランジスタをしっかり働かせるためには、ある程度ファズのノブを上げてトランジスタにかけるバイアスを上げた方が良いのだそうです。
そしてボリュームもある程度上げないと、ギター側のボリュームを絞った時にサウンドが遠くで鳴っているように感じてしまいます。
ボリュームはオーガニックサウンズよりも大きく感じました。
オーガニックサウンズは可能な限りオリジナルに近づけているとのことですので、このペダルがオリジナルよりもマージンを大きくとっているのでしょう。
オリジナル知らんけど。
という事でノブの位置はこんな感じです。
そうそう。ファズフェイスと言えば、みんな大好き鈴鳴りクリーンですよね?
僕も好きですが、一番大好きなのはファズフェイスを使ったクランチからオーバードライブのサウンドです。
コイツのクランチは、ウチにあるファズフェイス系で一番カッコよいです。
ピッキングで歪をコントロールするようにギターのボリュームを絞るとアラ不思議。ギターが顔で弾けるようになります。
顔に自信はありませんが、顔弾きには自信があります!
サウンドは太く、食いつきが良く、更に耳あたりが良い。
フルレンジのブースターをかました感じなのですが、微妙かつ絶妙にまとめてくれて、かなりの数の対抗馬を用意したものの、どのペダルとも違う独自のサウンドです。
そして僕にとってはこいつがベスト。
ペダルもギターもマックスにするとモーモーしちゃって、ちょっと何言ってるのか分かんないですって感じになります。
まぁ、それは言い過ぎですけど、コード感はかなり濁ってしまいます。
なので、浅いクランチからオーバードライブが主戦場で独壇場です。
あ、すみません。クリーンでしたね。
クリーンはね。完璧にクリーンって感じじゃないですね。僕の環境では。
コイツの名前を思い出してください。
「Inspired Replica Like a Tone Bender MK 1.5」
ね?
いや、知らんがな!
正直、何を以てしてトーンベンダーっぽいって言っているのかは分かりません。
いや、ね。ファズフェイスとトーンベンダーの違いはちょっとくらい知ってるんですよ。
ほんでもってファズフェイスとトーンベンダー1.5の違いも何となくだけど知ってます。
ファズフェイスと1.5はトランジスタの数は同じだから、低音に関係するコンデンサの数値と、Q1とQ2の間のフィードバックが違うってことがポイントなんだろうと思うのですが、文章にしてみたって実際のところ何を言っているのか僕には全然分かりません。
いいんです( ̄Д ̄)ノ
とにもかくにもトーンベンダーはファズフェイスほどクリーンにはなりません。
つまり、こいつのクリーンもどこか歪を残したクリーンです。
しかし、完全なクリーンはパキパキして硬く、アタックばかりが耳について抜けも悪くて使い難い・・・と考えていますので、このサウンドは好意的に受け止めています。
アンサンブルの中ではクリーンとして認識されると思います。
これがLike a Tone Bender MK 1.5ってことなんじゃないでしょうか?
そう思うことにします。
次に、僕が大事にしている部分でもありますが、サウンドの重心はハッキリと低いです。
しかし、籠っているわけではありません。
クリーンなアンプに繋ぐと拍子抜けするようなサウンドですが、アンプや後段のペダルがクランチの状態で繋ぐと、腰が据わっているし適度にエッジが立って、もの凄く自然でイキイキとしたサウンドになります。
重心が低くなるとエッジが丸くなることが多いと感じていたので、どうしてこの現象が起きるのか分かりません。
逆にエッジが立つペダルは腰高なサウンドかドンシャリっぽくなると感じていて、この場合、ミドルの存在感が薄くなります。
ミドルの存在感が薄くなると、弾いていてあんまり気持ちよくありません。この辺の塩梅が絶妙ですね。
その次にお伝えしたいことは、ゲインを上げた時の毛羽立ちの質感です。
僕はオシロスコープとかサウンドを科学的に検証するすべを持たないので、感覚の話です。
倍音の偶奇がどうのこうのとかは知ったこっちゃありません。
僕の頭の中のイメージでは、毛羽立ちの深さ(縦軸)と幅(横軸)がちょーど良いのです。
ブーストされる側のゲインを補完してくれて、不自然さがありません。こんなもん好みの問題ですけど、僕これ好きっす。
最後にありきたりだけど大事なことを2つ。
その1。
ノイズが少ない。
これはたぶんパーツの選定が大事なんでしょうけど、大型筐体のファズとしてはかなり少ない方だと思います。
その2。
インプットとアウトプットがオリジナルと逆。
というか、オリジナルが間違ってるでしょ。絶対こっちのほうが良いです。
そんなこんなで永劫に続くかと思われたファズ沼も、ファズフェイス系に関してはかなり終わりが見えてきました。
その結果、手元に残しているファズフェイス系ペダルは↓
①Tone-AR “URSS Germanium Fuzz Face” Inspired Replica Like a Tone Bender MK 1.5
②analog.mam tiuk(cv7003)
③JAM pedals Fuzz Phrase Black LTD(OC44)
実力と機材のバランスが取れてない自覚はあります。バンド活動もしてないヘタッピですからね。
でも、趣味なんてそんなもんです。
一応、自分としてはこれ以上増やす予定はありません。
こいつらはそれぞれ魅力的なサウンドで、ちょっとずつ足りない部分もあります。
みんな違って、みんな良い。
その時々の気分で、とっかえひっかえしています。
どれを選ぶかは僕のきまぐれ、僕の気分次第。
ペダルたちは僕の意のまま、理想のサウンドが出ないのはお前のせいだろ!という反論も許されることなく、手のひらで躍らされているのです。
そう!
自宅では僕こそがヒエラルキーの最上位!
ふはははははっ!
踊れ踊れーっっっっ!
私こそ絶対君主!
私こそ至高!
たかだかパーツが9点そこそこの分際で、この私に仕えることを光栄に思え!
そして悦ぶが良い!!!
はーーーーーーはっはっはっは!
品格は底辺です。
おしまい。






