3月となりました。
私の息子は卒業式を迎えるわけですが、
「卒業」
とは、一区切りつくということですよね。
これからいろいろな卒業をして
大きくなって
くれることでしょう。
「卒業」ソングもいいですが、
私の頭の中で最近よく流れている曲
中島みゆきさんの
「時代」
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう ♪
私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、
「自己が犠牲になっても他の人の為」とする利他の心があります。
より良い仕事、より良い生き方をしていく上で、
自分だけのことを考えて判断するのではなく、周りのひとのことを考え、
思いやりを持った利他の心に立って判断するべきです。
しかし、昨今では自分を第一に考え行動していることが目立ってきています。
コロナと言われ始めた頃は、マスク不足となり、ドラッグストアなどに開店前から行列ができ、
入荷が未定となると店員に罵声を浴びせるとか、
ワクチン接種が2回というところをコロナにかかりたくないなどの理由で4回打ったとかのニュース。
とにかく我先が出てしまって周りが見えず、待てないし、分け合えないという人が増え、
私たちは悲しい時代の真っただ中にいるようです。
私の尊敬する先輩が教えてくれたのですが、
「コロナのせいでこうなってしまった(悪い状況ばかり見えてしまう)」ではなく
「コロナのおかげでこういった考えを持つようになった(プラスの方向の思考)」なのですよ・・・と。
「あの人のせいでこうなってしまった。あの人さえいなければ」なんてことはよく聞く話で、
私も苦い思いをたくさんしてきましたが、今となっては、
いい経験をさせてもらったと数ミリ思えることもありますし(笑)、
このような人にはなりたくないと思って、ぶれない自分というのを見つけることもできました。
コロナで混乱して2年が経つわけですが、全くしなかった料理に興味を持ち、
朝は起きたらまず味噌汁を作り、おかずを作りしているのは、コロナのおかげなのかなと思ってしまいますね。
いいことは おかげさま
わるいことは 身から出た錆
いいことがあった時に感謝をするとさらに幸せな気持ちになれます。
いいことがあった時に「当たり前」などと思うと幸せは感じられません。
物事は受け止め方次第で感じ方が随分と変わりますが、人によっても違いますし、
私にとっては嫌な思いをたくさん経験してきたから今があるのかなと。
今までの縁もこれからの縁も大切にしていきたいです。
縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます ♪