国家資格取得を目指して

 

 

私は、大学を卒業後20年以上総合スーパー(大手量販店)に勤めていました。

 

そのスーパーは、なくなってしまいましたが名前を聞けばご存じの方も居られると思います。

 

2000年に入ったころ業績が悪化し、会社が希望退職者を募りました。会社に残ることも考えましたが第二の人生を歩むことを選びました。

 

予てから人体に興味があった私は、この機会に柔道整復師鍼灸師の資格を取ろうと思いました。

 

資格を取るには、国家試験に合格しなければなりません。そのためには、まず専門学校に行く必要があります。

 

書店にて、専門学校入学便覧を購入して、どの学校に行くべきか検討しました。

 

関西には、数校の専門学校がありましたが当然入学試験があります。

 

その本には、過去問が付録として付いていたので解いてみることにしました。

 

現代国語と生物に小論文です。

 

「こんな試験無理や!」

 

学業を離れて20年以上経ったオッサンは、半分も解けませんでした。

 

巻末に専門学校入学のための予備校案内がありました。

 

もうこれしかないと思い入学を決めました。

 

一年間の予備校通いが始まりました。

 

若い人に交じって高校の時に習った生物と現代国語を二人の先生から習いました。

 

苦戦したのが現代国語の長文読解でした。小論文も最初は、苦労しましたが途中から書くことに目覚めてAを度々もらうようになりました。

 

翌年、めでたく某専門学校の鍼灸学科に入学することが出来ました。