ある読者さんから
こんなご質問を頂きました。
________________________
>ところで,私のコーヒーに関する非常に
>“恥ずかしくて”&“悲しい”事実(?)なのですが…。
>
>コーヒーは好きですが,カフェや自宅で
>コーヒーを楽しんだとき,コーヒー豆の種類とか,
>産地なんて全く分かりません。もしかすると,
>インスタントをカフェで出されても気づかないの
>ではないかと思うのです。
>「臭覚」や「味覚」が劣っているのでしょうか。
>コーヒーについて,この年(45歳)になってと
>思いますが,これからの人生でどうコーヒーと
>向かい合ったらいいか悩んでいます。
>これから,「臭覚」や「味覚」を鍛える,
>鋭くする方法やコツがございましたら,
>ぜひお教えください。
>すみませんが,よろしくお願いします。
________________________
鹿児島のタクさんへ。
コーヒーの味覚についてですが
タクさんが何歳であろうと味覚が劣っている
ということはありません。
ただ、「慣れていないだけ」であります。
例えば日本人が慣れ親しんだお米に
対する味覚はどうでしょうか??
炊いた白いごはんのことです。
コーヒーより香りが強い訳でもなく
味が濃い訳でもありませんが
おいしいごはんとマズいごはんの
違いを、多くの日本人が察知できます。
昔あった「タイ米騒動」のときは
日本人のお米に対する感度の高さが
如実にわかったと思います(苦笑)
慣れ親しんでいるからこそ
「微妙な違い」に敏感に反応できます。
問題はコーヒーの話ですね,
コーヒーもお米と同じように
たくさん飲んでいます。しかし味の
違いがどうもピンとこないのです。
それもそのはず。
まずコーヒーの場合、多くの日本人が
粗悪なコーヒーに慣れ親しんできた
ということです。
これはお米とは逆のアプローチになります。
ごはんは最初から
「おいしいもの」を食べてきた。
コーヒーは最初から
「マズいもの」を飲んできた。
ということです。
ここに歴然たる感度の違いが生まれて
私たちは混乱しまくっています。
もっとややこしいのは、粗悪なコーヒーを
「おいしい」と思って飲んできた訳なのです。
これはコーヒーが嗜好品であるがための
「混乱」であります。
コーヒーとは粗悪なものでもおいしいと感じられる
魅惑の飲み物なのであります。
では、コーヒーに対する味覚を
鍛えるにはどうすればよいのか??
一番の近道は、
「うまいコーヒーとマズいコーヒーを
交互に飲む習慣をつける」
ということです。
これだけでコーヒーの味覚の
感度がビンビンに高まります(笑)
以下、具体的に説明します。
________________________
1、飲むときはブラックで
まず感度を高めるためには
砂糖やミルクを入れずに「ブラック」で
飲むことをお勧めします。
砂糖やミルクを入れることで
マズさがおいしさに変わる驚愕の
化学反応が起こるためです。
2、鮮度が良いコーヒーを飲む
基本的にうまいコーヒーには鮮度が必要です。
だから、新鮮なコーヒーを飲む必要があります。
新鮮なコーヒーは町のコーヒー自家焙煎
屋さんが間違いありませんが、大手でいうと
「タリーズ」がおすすめです。
理由は焙煎後新鮮なコーヒーを
販売しているからです。
3、酸化したコーヒーを飲む
逆にマズいコーヒーの入手先は
ディスカウントスーパーに陳列されている
レギュラーコーヒーがおすすめです。
理由はおおよそ鮮度が悪く酸化した
コーヒーだからです。
4、スタバでドリップコーヒーを飲むときは
抽出後、何分経過しているかを聞く。
抽出後の提供可能期限(時間)があるので
抽出後すぐの「おとしたてのコーヒー」か
数分~数十分経過した「保温コーヒー」か、
店員さんに聞くことでその味を体感できます。
コーヒーは抽出後30分以上経つと
明らかに味が変わります。
その違いを体感することで
コーヒーの持つ「酸味」の感度を
上げることができます。
スタバの店員は教育されており
笑顔で教えてくれます。
5、インスタントコーヒーは別物だと理解する
インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーを
いっしょくたにすると混乱するのでインスタント
コーヒーは比較の対象に入れないことをお勧めします。
カップ麺が「豚トロ」や「のり一」、
「くろいわ」や「こむらさき」と比較できない
ことと同じです。(ここだけ鹿児島ネタ)
________________________
無理なく感度を上げるには
このくらいの工夫で十分です。
すぐに感度が上がります。
ぜひ試してみてください^ ^
これでも感覚が変わらないときは
次の手をご案内致します(笑)
最後までありがとうございます。
タキ矢澤
追伸、
家庭用エスプレッソマシンについては
多くのリクエストが寄せられていますので
次回にお話し致します。
もう少し時間を下さい。
前回の続きです。
家庭用のエスプレッソ(以下,ESPと記載)マシン
は低価格であり、コーヒー(ESP)の抽出は
おいしくできますが、おいしいミルクを
泡立てるスチーマーのパワーが弱い、
というお話でした。
おいしいカフェラテにはおいしい
牛乳が必要になります。
牛乳おいしくするのが
スチーマーの役割です。
カフェラテのためのおいしい牛乳とは
泡と液体がうまく混ざりあった
上質な「スチームドミルク」です。
家庭用のESPマシンの最大の欠点は
牛乳を泡立てる「スチーム力が弱い」、
ということでした。
どのように弱いかというと
「パワーが持続しない」ことです。
業務用のESPマシンはスチーム(水蒸気)
をつくるボイラーが大きいのです。
だから持続力があります。
しかし、家庭用のESPマシンには
大きなボイラーがありません。
小さいのです。だからスチームが持続できません。
スチームの持続力が弱いと、
どうなるか?
それは、
「おいしいスチームドミルクを作るの
がかなり難しい」
という状況を生みます。
私の感覚ではおいしいラテを
作るのには業務用のESPマシンの方が
家庭用より簡単だと感じます。
おいしいスチームドミルクが
作り易いからです。
では家庭用マシンでおいしく作れないのか
というと、そんなことはありません。
1杯~2杯分のカフェラテであれば持続力
の無い中でもおいしいスチームド
ミルクができます。
ただ一気に3杯~4杯分となると
パワーが足りません。
「スチームの持続力の差」
これは業務用のESPマシンを扱ったことのある
バリスタであれば誰もが実感する痛い欠点です。
(それを欠点と捉えるかどうかは
個人差がありますが…。)
私もすべてのマシンを網羅している
訳ではありません。
現在流通している家庭用ESPマシンは常に
変化があり、まさに今日スチーム力の強い
マシンが登場しているかもしれません。
全体的に言えることは、
「小さいマシン=ボイラーが小さい」
(つまりスチームが持続しない)
ということです。
ボイラーの容量におよそ比例して
マシンの価格も高くなります。
最後までありがとうございます。
今日もおいしいコーヒータイムを
お過ごしください。
タキ矢澤
家庭用のエスプレッソ(以下,ESPと記載)マシン
は低価格であり、コーヒー(ESP)の抽出は
おいしくできますが、おいしいミルクを
泡立てるスチーマーのパワーが弱い、
というお話でした。
おいしいカフェラテにはおいしい
牛乳が必要になります。
牛乳おいしくするのが
スチーマーの役割です。
カフェラテのためのおいしい牛乳とは
泡と液体がうまく混ざりあった
上質な「スチームドミルク」です。
家庭用のESPマシンの最大の欠点は
牛乳を泡立てる「スチーム力が弱い」、
ということでした。
どのように弱いかというと
「パワーが持続しない」ことです。
業務用のESPマシンはスチーム(水蒸気)
をつくるボイラーが大きいのです。
だから持続力があります。
しかし、家庭用のESPマシンには
大きなボイラーがありません。
小さいのです。だからスチームが持続できません。
スチームの持続力が弱いと、
どうなるか?
それは、
「おいしいスチームドミルクを作るの
がかなり難しい」
という状況を生みます。
私の感覚ではおいしいラテを
作るのには業務用のESPマシンの方が
家庭用より簡単だと感じます。
おいしいスチームドミルクが
作り易いからです。
では家庭用マシンでおいしく作れないのか
というと、そんなことはありません。
1杯~2杯分のカフェラテであれば持続力
の無い中でもおいしいスチームド
ミルクができます。
ただ一気に3杯~4杯分となると
パワーが足りません。
「スチームの持続力の差」
これは業務用のESPマシンを扱ったことのある
バリスタであれば誰もが実感する痛い欠点です。
(それを欠点と捉えるかどうかは
個人差がありますが…。)
私もすべてのマシンを網羅している
訳ではありません。
現在流通している家庭用ESPマシンは常に
変化があり、まさに今日スチーム力の強い
マシンが登場しているかもしれません。
全体的に言えることは、
「小さいマシン=ボイラーが小さい」
(つまりスチームが持続しない)
ということです。
ボイラーの容量におよそ比例して
マシンの価格も高くなります。
最後までありがとうございます。
今日もおいしいコーヒータイムを
お過ごしください。
タキ矢澤
【2013春ブレンド】
本日より季節の春ブレンドを発売します。
今年の春のブレンドテーマは
「軽やか」です。
桜の開花が待ち遠しく、
あたたかい春の日差しにココロが踊る、
そんなイメージで味作りしました。
オーガニックペルー豆をベースに
上質でほのかな酸味をアレンジしました。
全体のテイストは「ライトテイスト」で
口当たりやさしいブレンドコーヒーです。
矢澤太輝
追伸、
先日、最強の自転車を目撃しました。
最強の自転車とは、
「ママチャリ」の事です。
とあるスーパーに子供連れの主婦が
ママチャリを乗り付けました。
何とそのママチャリ、
マウンテンバイク用のタイヤだったのです!
マウンテンバイクのタイヤといえば
険しい山道を走るために生まれたタイヤです。
ママチャリ+マウンテンバイクのタイヤ、
そして、母性にあふれたお母さん!!
最強の組み合わせ。
コーヒーとは 無縁の話にて、
失礼致しました。
本日より季節の春ブレンドを発売します。
今年の春のブレンドテーマは
「軽やか」です。
桜の開花が待ち遠しく、
あたたかい春の日差しにココロが踊る、
そんなイメージで味作りしました。
オーガニックペルー豆をベースに
上質でほのかな酸味をアレンジしました。
全体のテイストは「ライトテイスト」で
口当たりやさしいブレンドコーヒーです。
矢澤太輝
追伸、
先日、最強の自転車を目撃しました。
最強の自転車とは、
「ママチャリ」の事です。
とあるスーパーに子供連れの主婦が
ママチャリを乗り付けました。
何とそのママチャリ、
マウンテンバイク用のタイヤだったのです!
マウンテンバイクのタイヤといえば
険しい山道を走るために生まれたタイヤです。
ママチャリ+マウンテンバイクのタイヤ、
そして、母性にあふれたお母さん!!
最強の組み合わせ。
コーヒーとは 無縁の話にて、
失礼致しました。