絶えまなく打ち寄せる波たち
それらはまるで敬虔な巡礼者の群れのように
静粛に、誠実に、清浄に
次々とやってきては泡となって消える
その沖では雲の切れ間から射す光が海面を輝かせ
僕にはむしろそちらのほうが聖なる場所にふさわしいように見える
そこではきっとすてきなことが待っていて
そこではきっとどんな奇跡も起こるだろう
だから僕はその場所を目指す
そのまばゆく輝く世界のものたちが
僕の立つこの大地に憧れようとも
そのまばゆく輝く世界のものたちが
僕の立つこの大地に憧れるように
僕は向こう側に思いを馳せる
だって
残された場所はそこしかないのだから