何度も夢の中に出てくるあの女の子。

顔は覚えていないけれども、きれいな子だったということは覚えている。

夢の中で僕は、彼女のためには何でもしてあげたいと思うし、

彼女も僕を信じてその身も心も僕に委ねてくれている。

そう、僕達は確かにお互い求めあっている。

そこにあるのは完全無欠の恋

でも僕が眠りからさめてしまうと、

そんなに愛しあっている僕達も別々の世界に引き裂かれ、

顔さえ思い出せなくなってしまう。

僕の鼻の奥に甘い香りだけを残して。