こんなに飲み過ぎなきゃよかった。

 

僕だって努力してるんだよなんてそんなこと言わなけりゃよかった。

 

あの子と寝たりなんかしなけりゃよかった。

 

そんな夜の積み重ねが僕の心のひだの裏側の、

 

柔らかくてデリケートで傷みやすい部分を少しずつ硬くして、

 

僕を大人にしていく。

 

それは眩しい太陽や爽やかな風のもとでは決して知ることができないことを教えてくれる。