真っ青な空、

明日からまたいつものようにつまらない毎日が繰り返されることが分かっていても、

この青空の下で僕達は誰かに祝福され、

この青空の向こうには今までとは違う何かが僕を待っているような気がして僕は家に帰れなくなる。

でもやっぱり僕はこの僕を取り巻く小さな世界の中で生きていて、

何らかの役割を与えられ、

自分の居場所を守っている。

そしてその小さな世界の中で活躍することを夢見て、

新たな役割と居場所を求め思い悩む。

ふと気が付くとこの都会の真ん中の交差点でほんの少しの間、

車の音や人の話声が止み世界にたった独りになったような気分になる。

そうだ、

僕はこの世界のどの場所にも繋がれてはいないし、

何かに縛りつけられているわけでもない。

僕は僕として独立して存在し、

世界は僕を包み込みながらどこまでも広がっている。

僕はどこに行ってもいいし、

どこへだって行ける。

遠くまで。