第28回高崎映画祭最優秀作品賞 受賞作品
「喜劇・女は度胸」「男はつらいよ フーテンの寅」などで知られる名匠・森崎東監督が、
「ニワトリはハダシだ」（2003）以来10年ぶりに発表した監督作。62歳で漫画家デビューを果たした
岡野雄一の介護日誌コミック「ペコロスの母に会いに行く」「ペコロスの玉手箱」を原作に、離婚して
子連れで故郷の長 崎に戻った主人公ゆういちと、85歳になりグループホームで暮らす認知症の母
みつえの心温まる日常を描く。ゆういち役で岩松了が主演、母みつえ役に赤木春恵。そのほかの
キャストに加瀬亮、竹中直人、大和田健介ら。原田知世と原田貴和子が約20年ぶりに姉妹共演も
果たしている。（映画.comより）
これ良い作品ですね
実は僕は高崎映画祭の最優秀作品賞 受賞作品って、納得行かないことがあるのですが
今年は、ほんと良いセレクトだったと思います
さすが喜劇の名匠・森崎東監督ですね
安定感があって、笑いのツボを分かっていらっしゃって、クスクス ゲラゲラ笑わせてもらいました
笑いの後には涙がある
日本映画の王道って感じがしましたが、久しくそんな作品を観ていなかったこともあり
なんだか新鮮に映りました
「この空の花」という大林宣彦監督の物凄いパワーに溢れた傑作がありましたが
それにも通じる展開が良かったですね
原爆を忘れない、忘れさせない、心に刻み込む。。。
《ネタバレ注意報発令中！》
これからご覧になる方は、読まれない方が。。。
竹中直人さんをキャスティングしているのが凄いと思いました。
フツーはハゲていることが知られていないキャスティングをする方が映画的に
面白いと感じてしまいそうですが、誰もが竹中直人さんの頭は想像つくと思うのですが
それを逆手に取ったキャスティングは絶妙でしたね
《ネタバレ注意報解除》
「ペコロスの母に会いに行く」と「この空の花」は機会がありましたら、是非観てもらいたいですね
日本人なら観なくては。。。