早いもので、オーガニックも6月末で
事業年度が切り替わり、14期の終了。
7月に入って15期がスタートしました。
工務店の経営環境は厳しいのです
ご存知かと思いますが、
建築インフレーションと
コロナ時代での住宅需要の先食いで、
2023年に入ってから急速に
住宅需要が低迷しております。
私どもも例外ではなく、
2月から設計の新規のご依頼が減ってきていて、
これはまずいなと危機感が募りました。
持ち家、新築住宅が高くなったために、
建売住宅に需要がシフトした。
飯田産業Gの勢いに危機感を強めた
県内最大のローコストビルダーも建売を強化した。
土地を、月2億円の規模で仕入れるほどになり、
両者の土地の仕込み競争が激化した。
なので、
新潟市では、優良宅地が簡単に
見つからない状況になってしまった。
「家が欲しいが、いい土地が無い」
という人が 増加しました。
私も 団体活動で県外で遊んでる
場合ではなくなってきて、
お客様の家づくりサポートで、
土地を探したり、住宅相談を受けたりしました。
何とか6月で、設計申し込みの方が増えまして、
新たな15期を迎えましたが、
すでに今期の売り上げの見込みが
できている状況になりました。
つまりは、
今から設計の依頼をする方は、
ちょうど1年程度先が引き渡しとなる状況です。
行列のできていない工務店
8年位前に、新建ハウジングやYKKAPからの依頼を受けて、
「行列のできる工務店セミナー」のタイトルで
いろいろ講演会などやっていた。
その影響があって、
「オーガニックはいつも行列ができていて
待たされるんだって。」
身近な人間がそんなことを言いふらすもんだから、
かなり、風評被害で困ったことになっていました。
今では全くそんな事はなくて、
ちょうど良い打ち合わせ時間を取れて、
ちょうどいい適切な工期で着工して、
お引き渡しができる余裕があります。
本当はもっと、1年半位先になる位、お客様を
もっと抱えていたいのですが、ぜんぜん余裕のある状態です。
行列ができる工務店は、明確な定義はありませんが、
設計に着手するまで、半年以上順番が待たされ、
住宅相談を受けたタイミングで、
最短の「引き渡しの日は2年以上先ですよ。」
こう言ってくる工務店があれば
行列ができていると言っても良いのでは？
翻ってオーガニックは、
行列ができていない工務店です。
よろしくお願いいたします。
14期の決算短信
最後に、14期の決算短信ですが、
おかげさまで前期と同様の売り上げと利益での黒字決算。
第1期は完工ベースで売り上げになるために
工務店というのは黒字になりにくく、赤字決算。
それ以降 2期から14期まで13期連続の黒字決算で
終えることができました。
支持していただいたお客様。
仕事を遂行したスタッフ。
協力してくれた業者さん
皆さんのおかげです。
また1年ご愛顧よろしく
お願いいたします。
今年も残り半分ですが、後半戦は業界貢献ですね。
鍛錬塾塾長としての やること満載です。
こんなことしていて 自分の会社が傾くことになったら
まさに本末転倒で 恥をかいてしまいますね。