大地の芸術祭2022 ダイジェストに紹介 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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新潟が世界に誇る、現代アートの祭典。

大地の芸術祭2022年が終わろとしてます。

11/3文化の日。天候もよかったので見納めに行ってきました。

 

大地の芸術祭も回を重ねて、作品のストックが集積され、新作の目玉が少なくなった印象。

ならば有名どころを中心に再訪しようとしております。

 

清津峡トンネル

一番人気の映えスポット。 祝日で紅葉という、激込みの予感がしてましたが、事前予約しか見学できないように制限したおかげで、近くの駐車場にすぐに停められてラッキーです。

 

鏡面の水を張った場所が有名ですが、 他にも2つ作品があるのです。

 

 

 越後妻有清津倉庫美術館

清津峡トンネルから中里方面に行くとすぐにある廃校を活用した美術館。

規模も大きく、見ごたえがあります。

 

GANTZ玉? と思わせる、土を用いた作品

 

大岩オスカールさんの作品はプリミティブで愛らしい魅力が好き

 

最後の教室
 

で2021年に亡くなった作者のボルタンスキーを追悼。

 

 

脱皮する家

日本大学芸術学部絵画学科彫刻コース有志が、2年半にわたり延べ3000人の労力でひたすら彫刻刀で家の表層を剥いていった力作。 何度来ても感動する。

 

パレス黒倉

人気アーティスト藤堂さんの新作。今年の目玉かな?

「場の力」を理解していると感じました。

 

空き家に残されていたものを再構築したのか? 懐かしい品々が

 

大地の芸術祭には、過疎化と高齢化の進む妻有地区に、全国から何十万人と押し寄せる。

会場の近所のばあちゃんも、話し相手ができてうれしそう。

 

豪雪地帯の住宅様式

屋根に強い「せいがい造り」 小屋組みが丈夫に組まれていて妻壁に真壁で現しにする。
豪雪で1階が埋まっても2階から出入りできるようになっている。

棟には「雪割」を設けていることも多い。

 

 

松代エリアの拠点、

農舞台の照明と椅子

農舞台の一角に、新潟の杉を用いた家具が置いてある。

杉の柾目の長物で6mくらいの造作照明。 これどこかでやってみたい。

テーパーに処理し、光の角度とグレアも計算されてている。

 

椅子も素直に強度を受け止める、シンプルなデザイン。

杉の軽さ。 座っての柔らかさと温かさを感じる。 実用的である。

 

星峠の棚田

 

 

大河ドラマ「天地人」のオープニング映像でも使用された”星峠の棚田”。

収穫が終わっても、景観を楽しんで欲しいのでしょう、水が張ってあってありがたい。

大地の芸術祭は単に美術館の箱に収められたアートを見るのではなく。

その場でしか味わえない体験をすることになる。

 

同時に自然と風土を鑑賞もできるのがとても良い。

ぜひ県外の方も 妻有地区にいらしてください。

 

越後妻有大地の芸術祭 公式HP