最近はテレビがつまらない
よく聞くセリフで、私も同感です。
タレントやお笑い芸人等に、親近感を持たなくなってきた。
知り合いでもなく、共感も無い、赤の他人のしゃべってる、
たあいもなく、おもしろくもない話を、なんで聞かなきゃいけないのだ。
そう思うようになってきた。
SNSは面白い。しかし どことなく飽きてきてた。
Facebookあたりは特に閉塞感を感じますね。
それらとの比較で、YouTubeは面白い。
私好みの内容をAiが学習してお勧めするのだから、TVのような完全受動態の番組よりも面白いのは当然です。
とにもかくにもディープな情報の森であり、あらゆるものが動画になっている。
しかしYouTubeの沼にはまらずに、理性でぐっとこらえて、本を読む時間をキープするようにしています。
読書のススメ
読書の勧めについては、いろいろブログで記事にしてきました。
読書のために、なじみの大型書店を、月に2回程度徘徊するようにしています。
すると売れ筋や、新書の類が平置きになっている。
定期的に通うのであれば、平置きのものだけ目を通せば良い感じです。
気になったのをペラペラめくって概要を確認し、3冊から4冊買って読書する。
夜は晩酌が入るし、家族と同じ場所で過ごすので集中できない。
朝早くに起きて、まずは日経新聞に目を通し、その後に読書タイムを設ける。
週一回の休みの日は集中的に3~4時間の読書タイムを設ける。読み終えた本は、スタッフで誰か見たい人間が借りていく。そんな流れです。
電子書籍もいいのですが、スタッフに回し読みできるのが、紙の本のいいところです。
すると、半年に2、3冊は素晴らしい本との出会いが必ずあります。
すごく共感が持てる、良い気づきを誘発させる本で、あまりメジャー過ぎない本ならなお良しです。
その本のフレーズの1つ1つが、自分の血となり肉となり、パワーになります。
こういった本は、一番ひいきにしているラーメン屋のようでいて、あまり人には紹介したくない。
紹介したくないのは、こっそり自分の価値観として、こっそり大事に使わせていただきたいからです。
本当は教えたくないが、それだと具体性が乏しいので1冊だけご紹介。
なぜ私がマクドナルドとイオンモールが嫌いか。今まで漠然と抱いていた気持ちが言語化できるようになった。 読後にシステム社会の膨張について反抗したくなる本です。
時々、レビューを書いて、おススメすることもありますが、
誰しもにオススメできる「教科書のような良書」のケースですね。
流行りのテーマでなくて、ずっと価値の失せない本がよいですね。
ところで、なぜ読書がNETでの情報収集よりも優れているのか?
それはまず、読んでいくスピードを自分の脳の働きでコントロールできることです。
YouTubeもいいけれど、時間の流れと思考の流れが、どうしてもミスマッチを起こしてしまう。咀嚼スピードが適正だということ。
そして、読書の場合はテーマが定まっているので、脇目も振らず読み進めることができる。SNSのタイムラインはノイズに満ちていて、脳みそが浮遊している感じです。
目的を持って良質の番組を見る場合は別ではあるが、
目的のないテレビ視聴はその最たるもので、絶対脳みそは何も仕事をしていない状態だとおもうんですよ。
YouTubeは没入できるし、再生時間の調整ができるところが優秀です。
でも、優秀過ぎてやはり、次のオススメに行きたいという煩悩に負けがちで、
自分の価値観まで変容するほどの体験は生み出されにくいと考えます。
回りまわって 読書が最も有益で効率的。
特に、経営者の人こそが、読書をすべきで、読書ボリュームをキープして、
自身の知識と価値観を鍛えるトレーニングに励みましょう。