若いうちに途上国を旅をするのはいいことだ。 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

隈研吾の自叙伝的な本が手に入り、
ペラペラめくっていたら、
隈さんは、かつてアフリカ縦断旅行を
されたことがあるとのこと。

 



 

これを見たら、そういえば私も
エジプト縦断旅行と、
マレー半島縦断をしたことがあるなぁと
思い出した。

30歳まで、かなり旅行に明け暮れていて、
今までなんだかんだ、
24カ国ほど訪れたことがある。

国によって印象は様々。
全然面白くない国と、
記憶に深く刻まれた国とかなり差が激しい。

面白くない国の一番はシンガポールかな。
行ったのは30年以上前ですが
すでに都市国家で、
どこに行ってもクリーンな都会。

どちらかというと途上国の方が面白いし、
記憶に残っている。

今回はフィリピンの思い出を
家づくり関係ないけど ここで披露しましょうか。

同じくそのころに
フィリピンへと、大学の後輩と
2人でバックパッキングで旅行した時が
1番アドベンチャーだったかも。

スラム街で人さらいに
拉致されそうになったり、

日本で愛玩動物として 一番飼われている
あの動物をBBQで食べる羽目になったり、
他にも 変なものをあれこれ食いましたよ。

セブ島まで飛行機で飛び、
そこから乗り合いバスと
フェリーを乗り継いで、
ボラカイ島という 

ビーチの死ぬほどきれいな
島を目指した。。。


今から30年前は、この写真のように 天国のような

美しい島でしたが、近年の旅行者の増加と乱開発で

見る影も無くなったようです。  アーメン。(涙

 

 


島の山を乗り合いバスで越える時に、
ばーちゃんがバスの屋根にかぼちゃを載せ
社内には、鶏を満載した籠をかついで乗り込んできた。
私の足元でケッケと鳴いている。


バスは山道。

カーブのたびにかぼちゃが落ちて
ばーちゃんが怒鳴る。暴れる。(笑
そのたびにバスは止まり、かぼちゃを拾う。

前に座っている男が、ひそひそと耳打ちをする。
「お前の隣の席の男は、
ホモで、お前の財布を狙っているぞ」

やばいなと思っていると、
軍隊の検問のチェックポイントにぶつかり

バスは止まり、荷物チェック。

鶏の合間をライフルをもった軍人がこっちまで来て、

荷物を開けろと すごまれる。

やばい奴と 親切な奴。
盗人と聖人。  もう カオスの極みです。

なんだつらくて楽しい道中も旅である。
ヤシの葉の屋根のバンガローしかない
プリミティブなボラカイ島へ着く。

完璧なロングビーチに 夕日が落ちる。
大瀧詠一の 「カナリア諸島にて」が
頭の中で流れてくる。。。

 



現実では、同世代のグループと
ビーチでギター鳴らして
歌を一緒に歌って サンミゲルを飲んだ。

人間のギラギラした生命感。
言葉なんてなんとかなるさ。
コミュニケーションとは
相手を理解しようとして、
自分のことも理解してもらおうとすること。

タイのチェンマイでは、
同じ年の修行僧と、バイクで山頂を目指したり
生の楽団のディスコで踊って 酒飲んだ。

毎日何かしらハプニングがあって刺激満載。
金も何度か盗まれたこともあるし、
バイクで転んでケガもしたこともある。
でも、スリルも適度にあると楽しいもんだ。

街は排気ガスと生ごみの据えた匂い。
山に行けば、土煙と草いきれ。

大学時代と中心に、延べで半年以上は

東南アジア諸国を放浪していて、

記憶で一冊本が書けるほどであるのが
呑み屋ばなしの脳内のお宝である。

若いときには旅をするものだ。
旅を通じて、
五感と 人を見る目が鍛えられると
私は思う。