オーガニックスタジオ新潟は、設立されて、
8月5日で創業10周年を迎えました。
オガスタを かなり研究されている人はお気づきかもしれませんが、
このアメーバにて更新してるブログが、
最初にスタートしたのは2008年9月4日が最初です。
ハウスメーカーの営業をやめたばかりで、
もちろんお客さんもいないものだから、
HM時代のお客さんとの約束で、
塗り壁をサービスで塗っている様子が、最初の記事です。
という事は、創業の1年位前からブログが更新されていた。
つまり、創業の1年前から、
オガスタの家づくりはスタートしていたことになります。
実質的には活動は 11年に近い。
黎明期ともいえる1年は、ややこしくなるので
今まで説明してきませんでしたが、
オガスタ新潟が10年を経たので、このタイミングで蔵出しします。
*******************************
実際に脱サラをして、
いきなり工務店を開業することは不可能です。
まずは、工事の免許が無い。
2級建築士でもあれば、設計事務所登録をして、
一定以下の住宅であれば請け負うことは可能。
正式に建設業の許可を得るには、
5年以上の経営経験が必要になります。
私は建築の関係の学校も出ていないから、
資格もないし、当然経営経験もない。
さらに、資材を仕入れるにしろ、
信用が無い会社には売ってくれません。
工務店起業に際しては、絶対的に協力者は必要です。
そこで、古くから兄貴分として慕っていた、
建材販売会社のサンウッドビーピーの
鈴木社長に相談した。
鈴木家とは親戚だし、同郷の幼馴染で私のアニキの親友。
私もかつてアイフルホーム(トステムの子会社)であったし、
鈴木さんは、もともとトステム特販部の支店長をしていた。
ずっと似たような世界で生きてきたので、
全般的に信頼が寄せられる人物でした。
ならばと、サンウッドビーピーの事務所の
一室を借りる格好で、
オーガニックスタジオはスタートしました。
最初の物件は、地震で傷んだ農家住宅のリノベーション。
しばらくはリノベ工事が中心でした。
ぼちぼちとやっておりましたが、
当然そんなに順調に物事は行くわけではない。
建材店である サンウッドビーピーとしてみれば、
リフォームだろうが、新築だろうが、
キッチンやお風呂の売れる数は一緒だし、
苦労して注文が取れない新築やろうとするより、
リフォームで売上げ伸ばしたら? などと言われたりして。
いろいろと方向性での相違がはっきりしてきました。
そこで、けんか別れをしてしまわぬ前に、
発展的な分離、独立をしたのです。
鈴木さん、その節はありがとうね!