リビング階段のある家の冷暖房計画の注意点 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

 

 

 

 

リビング階段も、上下貫通空間であるので、

小さな吹抜けがあることと同じです。

断熱性が低いと、コールドドラフトによる気流感
(階段から冷たい風が吹いてくる)があるために、
足元が冷えて体感が悪くなります。

HEAT20 G2グレードにすると、気流感はほぼなくなり、
普通の戸建てレベルだと、温暖地だと、
(上手なパッシブ設計で、上手な空調計画にすれば)
6畳用エアコンで全館空調が可能になります。

エリアによりますが、私のこの答のような水準で、
問題なく家づくりを実践している工務店は 
絶望的に少ないのが問題ですが。(涙

対策は、まずは可能なだけ性能を上げることです。
それでも、予算が―――ということなら
せめてHEAT20 G1程度は実現し、
階段方向に暖房温風が吹くようにして
ドラフトを 打ち消すのがいいでしょう。

G1でも厳しい・・・なら、
業者を変えるか、
家づくりそのものを見直しましょう。

 

というのも、G1グレードは一般的な作り方で実現可能な性能で、

あとは勉強とやる気だけだからです。

 

 

(そこから追加で質問がありました・・・)

 

 

 

暖房の際には下から暖め、冷房の際は上から冷やせば、

 循環のためのサーキュレーターに依存しなくても、

 G2グレードであれば、いけます。 

 

条件としては、

パッシブな設計と 空調計画さえよければ。

 

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