11月20日東京ビックサイトで開催された、日本エコハウス大賞において、ついに、グランプリに相当する大賞をいただいてまいりました。
公開審査は応募の遅かった順ということで、i+i飯塚事務所+オガスタの「グランドピアノのある家」のプレゼンテーションが最初でした。
本プレゼンを飯塚さんが行い、質疑応答で私が加わるスタイルでした。
プレゼンテーションの内容は、飯塚さんが詳しくブログで紹介しております。
最初のプレゼンテーションだと、会場票が不利なのですが、飯塚さんの準備は万端でプレゼンテーションの表現が別格に卓越していたから、緊張で声が震えて早口だったプレゼンにもかかわらず非常に説得力が高かった。約半分の会場票が入りここで一気に期待が高まります。
伊礼さんからは庭の設計のいきさつの質問と、前先生からは東にぶれてる大きな窓の扱いに関しての質問がありました。
公開審査の結果、前例のないアバンギャルドな挑戦を好む西方先生はもちろん我々には投票せず（笑）、
他の4人の審査委員の方々が投票するという結果となり、圧倒的なほぼ満場一致でグランプリとなりました。
オーガニックスタジオとしては3度目のエントリーでついに頂点にたどり着きました。
我々を100%信じていただいて、ほとんどそのままの提案で建築を託していただいたお客様。
また難易度の高い現場を見事にまとめてくれた小林秀監督。
そして巧みな技能をいかんなく発揮された大工さん。
またチームオガスタの関係業者の方々、感謝申し上げます。
第一回目からエントリしてますが、作品の水準がどんどん高くなり、同時に設計事務所物件の比率も増えてきているのが傾向としてはっきりしました。
ビルダーズ設計の工務店の設計部の方々も引きずられるようにパワーアップしており、次回もかなりハイレベルな戦いが予想されています。
日本エコハウス大賞、ひとまず次回で千秋楽ということのようで、その後また形を変えて継続されていくとのことです
。
飯塚事務所＋オガスタのコラボは、工務店と設計事務所との協力関係の、理想的な形として全国に範を見せたのではないかと思っております。この受賞は「日本の家づくりをまっとうにする」という 我々の理念を具現化した大きなステップとなりました。
最後に、飯塚様、所員の方々、誠に良い仕事をしてくださりありがとうございます。
工務店へのデザイン軍師として最高の仕事をする事務所としての存在感を200％見せつけた結果となるわけですが、今後ともよろしくお願いいたします。