えごま油の日本での歴史 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

太田油脂のシニアアドバイザーの大塚様が、わざわざ私に会うためだけに新潟入りされた。

わざわざ商品説明の説明をされなくても、ずっとえごま油は創業以来、使い続けているわけだし、

今後とも使い続けるのは間違いないのに。

でも、おかげで 植物油脂のDEEPな世界への見識が広がりました。

そのおすす分け記事です。 

 

大塚さんは50歳まで、食品メーカー向けのBtoBの営業をしてきて、

50歳で現場管理や中国現在でのえごま調達を任されることになった。 

60歳で再雇用され現在62歳、シニアアドバイザーとして、豊富な知識を生かし、

現在は、えごま油を「建材用」としての需要拡大のために活動している。

 

 

日本での植物油脂は、えごまが大陸から伝来してきた歴史過程から、かつては主流であった。 

室町時代になると菜種の方が扱いが簡単だからという理由で、日本は菜種油が主流になっていた。

えごまは栽培は容易であるが、種を取るのは非常に難しい。

種が熟してくるとはじけて散らばってしまうから、収穫できるタイミングというのが限られ、わずか3日しかないという。菜種の場合は、収穫まで2週間程の余裕がある。

この差が日本にえごま油文化が菜種油文化へ切り替わった理由である。

 

 

 

家庭用としては「行灯」(あんどん)。  照明の用途として使われていた。

日本人が揚げ物を食べるようになったのは、そうそう歴史が古いものではない。

例えばてんぷらという言葉もポルトガル語が由来であるし、庶民が天ぷらや揚げ物食べるようになったのも江戸末期からだという。

そもそも油は高価なもので、それをペロっと舐めるような存在は化け猫などの妖怪のやることで、人間のやることがないというのが江戸時代の常識であった。

 

 

 

法人向けとしては木材の塗装用としても利用されている。 

太田油脂は「食品用の油」を製造している工場で、「建築用の油」も製造している。

つまり、他の石油由来の鉱油などを持ち込みブレンドすることなどは不可能な生産体制である。

建築用だが子供が口にいれても何ら害の出ない、

食品に準じたクオリティーの油を製造している。

 

蜜ろうワックスの作り方を リンク張っておきます。

 

当ブログをお読みの工務店で 1斗缶でえごま油を購入したい方は、

大塚さんへ 直接 ご注文ください。 

最大ロットになるので 1L当たりでは国内最安値になります。

 その際 「相模のブログ読んだ」と お伝えいただければ 話はスムースになります。   

 

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お問い合わせ先

太田油脂株式会社 

〒444-0825
愛知県岡崎市福岡町字下荒追28
TEL 0564-51-9524(内線135)

大塚 高司さま

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