レーモンドの5原則  ECONOMICAL(経済性) | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

レーモンドの5原則  ECONOMICAL(経済性)

 

「エコノミー」と「シンプル」とは、合理性という母から生まれた兄弟のような概念である。「エコノミー」は社会性を伴い、合理性の達成度合いは、貨幣価値で表現することが可能である。

 

住宅におけるエコノミーは、与えられた予算において、どれだけのパフォーマンスを発揮できるかということである。

 

 

(建築xエコノミーというカテゴリーでは 森山高至さんの独壇場 ですね)

 

 

エコノミーを「建築費を安くすること」が目的だと勘違いしてしまう人がよくいらっしゃる。

十分に良き家をつくる「経済力」があるのに、質に乏しく居住性で満足しないのであれば、「安物買いの銭失い」の格言のとおりになり、エコノミーから脱落してしまう。

 

エコノミーレベルを上げるには、「シンプルさ」をもって作り上げることが第一である。

「シンプル」により、材料・手間・時間を無駄にしないことへとつながる。

 

レーモンド事務所の社是では、

「費用を無駄なく有効に使いながら、ぜい肉をつけない端正な仕上がりを心がけ、完成後の維持・管理費などのライフサイクルコストに十分配慮する必要性」

としている。

 

ライフサイクルコストにまで踏み込まないと、本当の経済性の検討にも至らない。

ここが単なるチープとエコノミーの大きな差であり、急所になっている。

 

ロングライフにするには、物質の特性に関心を寄せ、

建築物理に素直で正しいものにする必要がある。

 

そこで オーガニックスタジオ新潟としての「エコノミー」は次のように収れんする。

 

Economical:住む人の一生涯の便益を最大化させる

 

どうでしょう?? 今回は自信があるぞ!