【新築の建たない時代へ】
もはや住宅の14%ほどが空き家で、累計で1000万戸に迫る勢いだ。
住宅ストックは有り余っていて、空き家問題は加速している。
上の表は、内閣統計局資料だが、 野村総研の推測ではもっとおそろしい。
今年あたりから 家あまりが加速し、2033年ごろには 30%が空き家になり
空家も2000万戸を超えるという。
猫も杓子も ボコボコ住宅を新築していた時代ではないということだ。
大量の中古住宅を リノベで新築並みに性能向上させることは
資源の有効活用でエコだ。
中堅ビルダーでも増税後2割3割新築の注文が減って、
その穴埋めにリノベが伸びているという事例を数件知る。
本格的にリノベの認知が進んできたのかもしれない。
その流れを加速させる可能性を感じるのが、フラット35リノベのスタートだ。
当初の5年か10年間を、金利を0.6%引き下げで、サポートする。
(5年か10年かは、改修の性能による)
例えば新潟県内の地銀で申し込んだ場合1.08%が基準金利。
(注意:2016年7月の場合)
それが当初の5年か10年が、0.48%になる。
新築の時の銀行のプロパー金利より はるかに安い。
建築費に2000万円以上かけられないという層は、
安易に安手のローコスト住宅を新築するよりも、
良質な中古を買い、リノベしたほうがいいと思います。