先輩の設計事務所。田中武氏率いる、「オーガニックスタジオ」in 栃木様。
私が旗揚げするとき、会社名を何にしようか考えました。十数件候補を上げました。
しかし、「いくら考えてもこれ以上いい名前が思いつかなかった。」ので、田中さんのを頂いたわけです。
そんなご縁で兄貴分と呼ばせてもらっております。
田中氏は健康住宅のエキスパート。講演会もこなすほどです。
ワイルド系所員の佐久間さんもいい味出して、ファンを拡大中。
設計事務所さんというのは、新規な技術にはかなり慎重である傾向があります。
田中さんのところのデザイン路線は、欧州的、プチレトロ、かわいい系なので、
かねてから北欧的弁柄外壁を興味が大変あったのですが、本採用は慎重な姿勢でした。
「一冬経過しての変化の具合を確認してから」ということで、視察にいらっしゃった。
ご覧になって「ばっちりです。!」と お墨付き。
これで、田中氏も杉板外壁組のメンバー入りです。
古くはアントニンレーモンド・吉村順三。
現代でも、デザインルームアマノ・西方設計・堀部安嗣建築設計事務所
私の尊敬する方々は、縦張り杉板外壁を用いております。
じわじわ、他県でも今後は増えてゆくものと思います。
視察は情報誌コマチでご存知のニューズラインの社屋へと移動。
10年経過した杉板外壁の経年変化も確認する。
こちらも状態は絶好調。経年変化でグレーに安定し、
これからの杉の寿命が壁の寿命という感じです。
木の板外壁は、塗装の着色処理を間違わず行えば
極めて高耐久でメンテナンス費用は安い。
こちらもまだまだ何もしなくてもいいという状態でした。
超余談: サイディングの10年後・
私らの事務所は借り物のテナントですが、9年半でサイディング再塗装しました。
外壁もコーキング周りが切れておりましたし、塗装表面が白華していてちょうどのタイミング。
10年で塗装するメンテ計画が、2階のFRPの防水が切れて雨漏りしたので計画を前倒し。
壁はやっと塗り終わってテカテカの新品のようになった。
「
コーキングがやられないようにアルミのカバーまで取り付けてました。
サイディングはこのように再塗装は10年サイクルです。