お隣のお茶屋さん。
「好きなことしていいよ」でその気になり、
古い帯戸の表情を再現しようとチャレンジしました。
結論としては大成功。 めちゃくちゃうまくいきまして、そこだけ異様な空気感を作り出しております。
真似したい 建築関係者のために ふとっぱらに つくり方を公開しよう。
① 黒現柄・赤弁柄・茶色弁柄をブレンドし、欲しい色を塗見本をつくりながら探る。
② 杉の羽目板の無節に、素地調整でサンダーを掛ける。 番手は180でした。
③ 弁柄を柿渋で溶き、水で薄める。
⑤ ウエスでふき取り、数時間乾かす。
⑥ 乾性油(エ油・アマニ油)を刷毛で塗る。
⑦ ウエスで 余分なのはふき取る。
以上です。 おかげで 翌日から 全身筋肉痛。 そして、汚れるんですよ。
後始末が大変。 二度とやりたくないです。
10坪分の塗装で3人工かかりました。 材料もそこそこかかったので
お客様からはいくらもらったらいいのか? 計算してみてください。
超高級仕上げですね。 ㎡あたり高いよ~~。
(これで お客様が「うちにもやってくれ」ということはあるまいw)
⇒投光器を灯し、作業は暗くなっても終わらなかった (x_x;)
ともあれ、隣のお茶屋さん開店で、
オガスタ「お化けの出そう系」
第1号を確認できます。 完成写真はまたの機会に。