弁柄+柿渋の古色仕上げで悪戦苦闘 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

お隣のお茶屋さん。

「好きなことしていいよ」でその気になり、 

古い帯戸の表情を再現しようとチャレンジしました。

結論としては大成功。 めちゃくちゃうまくいきまして、そこだけ異様な空気感を作り出しております。


真似したい 建築関係者のために ふとっぱらに つくり方を公開しよう。

おーがにっくな家ブログ |新潟で自然素材の家をつくる。社長の奮闘記

① 黒現柄・赤弁柄・茶色弁柄をブレンドし、欲しい色を塗見本をつくりながら探る。


② 杉の羽目板の無節に、素地調整でサンダーを掛ける。 番手は180でした。


③ 弁柄を柿渋で溶き、水で薄める。


④ 刷毛で 刷り込むように塗り、3分程度おーがにっくな家ブログ |新潟で自然素材の家をつくる。社長の奮闘記 放置。


⑤ ウエスでふき取り、数時間乾かす。


⑥ 乾性油(エ油・アマニ油)を刷毛で塗る。


⑦ ウエスで 余分なのはふき取る。


以上です。  おかげで 翌日から 全身筋肉痛。 そして、汚れるんですよ。




おーがにっくな家ブログ |新潟で自然素材の家をつくる。社長の奮闘記

後始末が大変。 二度とやりたくないです。

10坪分の塗装で3人工かかりました。 材料もそこそこかかったので

お客様からはいくらもらったらいいのか? 計算してみてください。

超高級仕上げですね。 ㎡あたり高いよ~~。 

(これで お客様が「うちにもやってくれ」ということはあるまいw)


⇒投光器を灯し、作業は暗くなっても終わらなかった    (x_x;)


ともあれ、隣のお茶屋さん開店で、

オガスタ「お化けの出そう系」

第1号を確認できます。 完成写真はまたの機会に。