私らのオフィスは、断熱がろくにされていない。
今朝 石油ファンヒーターをつけると、室内温度が表示されるがなんと3度。
外の温度と同じじゃないか。 昨日の夜の温度を翌朝まで保温できない。
断熱性が悪いということは、保温性が悪いということ。
2台の石油ファンヒーターを連続使用しても、昼間ではキーボードを打つ手がかじかんで困ったことになる。
夕方には20度くらいに表示にはなるが、足元が寒くイスの上にあぐらをかいたままでないと、足が冷たくて具合が悪くなる。
熱がじゃんじゃん逃げるから、灯油もじゃんじゃん燃えるので、空気がすぐに悪くなる。気がついたら窓を開けて換気するが、また寒くなりファンヒーターがフル燃焼。まさしくいたちごっこじゃないか。赤外線温度測定器が手元にあるので色々な場所を測ってみた。ファンヒーター表示の室内温度 21度
これだけみると 温かそうです。
間仕切壁 20度 ココまではいい感じ
天井19度
床 なんと11度!! ひえ~ 冷えるわけだ!!
サッシの ガラスは 10度。 このへんが一番 やばいところ。
サッシのアルミワク なんと5度! もちろん結露ですごいことになっている。
参考までにこのオフィスは わずか築17年でしかない。
すごく老朽した建物ではない。
鉄骨2階建てで、鉄骨の熱伝導で木造家屋より不利かもしれない。
天井・壁・床は50~100mmのグラスウールの断熱材がある。
しかし、天井をのぞいて見たところLGSで組まれた野縁の上に置いた袋状の断熱材は連続されていないし、LGSと吊木でじゃまをされ波を打っていて全く断熱に働いていない。
下の階がガレージなのだが、壁を煙突のように空気が下から上に抜けていく。
コンセント付近から風が吹き込むのでよく分かる。
ビル用のサッシもアルミシングルガラスだから、どうしようもないくらい冷える。
ともかく 劣悪な室内環境は集中力を奪うし、なにしろエコじゃない。
つづく~