家が寒い ① 「うちの事務所の場合」 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

私らのオフィスは、断熱がろくにされていない。

今朝 石油ファンヒーターをつけると、室内温度が表示されるがなんと3度。

外の温度と同じじゃないか。 昨日の夜の温度を翌朝まで保温できない。

断熱性が悪いということは、保温性が悪いということ。

2台の石油ファンヒーターを連続使用しても、昼間ではキーボードを打つ手がかじかんで困ったことになる。

夕方には20度くらいに表示にはなるが、足元が寒くイスの上にあぐらをかいたままでないと、足が冷たくて具合が悪くなる。
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熱がじゃんじゃん逃げるから、灯油もじゃんじゃん燃えるので、空気がすぐに悪くなる。気がついたら窓を開けて換気するが、また寒くなりファンヒーターがフル燃焼。まさしくいたちごっこじゃないか。赤外線温度測定器が手元にあるので色々な場所を測ってみた。ファンヒーター表示の室内温度 21度 

これだけみると 温かそうです。

間仕切壁 20度 ココまではいい感じ

天井19

外部に接する壁 16度  ?? なんかやばいぞ。
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床 なんと11度!!         ひえ~ 冷えるわけだ!!



サッシの ガラスは 10度。 このへんが一番 やばいところ。
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サッシのアルミワク なんと度! もちろん結露ですごいことになっている。





参考までにこのオフィスは わずか築17年でしかない。

 すごく老朽した建物ではない。

鉄骨2階建てで、鉄骨の熱伝導で木造家屋より不利かもしれない。

天井・壁・床は50~100mmのグラスウールの断熱材がある。

しかし、天井をのぞいて見たところLGSで組まれた野縁の上に置いた袋状の断熱材は連続されていないし、LGSと吊木でじゃまをされ波を打っていて全く断熱に働いていない。

下の階がガレージなのだが、壁を煙突のように空気が下から上に抜けていく。

コンセント付近から風が吹き込むのでよく分かる。

ビル用のサッシもアルミシングルガラスだから、どうしようもないくらい冷える。

ともかく 劣悪な室内環境は集中力を奪うし、なにしろエコじゃない。


つづく~