フローリングには無垢の木を | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

主に市販されているフローリングは、「複層フローリング」という合板の表面に0.2mmもの薄いスライスした板を張ったものが使われます。中にはプラスティクに木目を印刷した「シートフロア」などというものも出回っておるわけです。写真だけで見ると木に見え差が分からない人がいますが、素足に触れると「質感」の違いがはっきりします。当然、我々は使わないようにしているわけです。

また、無垢フロアであっても、製品として出回っているフロアはUV塗装がさ
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れているケースがほとんどです。このウレタン塗装が自然らしさを損なっているので、我々は使いません。せっかく無垢なのにウレタン塗装の「足ざわり」はプラスティックに触れたようで温かみにかけますね。また、呼吸性がないので足裏の汗を吸う「さらっとした感じ」がしないのです。

写真でも分かるますが、平坦に光を反射する表情に深みが無く、ニセモノの合板フローリングに似た表情になります。     (ウレタン塗装の無垢フロア↑↑)



そこで、オーガニックスタジオでは、床材に無垢の無塗装の木を張るわけです。しかし、無塗装のままでは汚れの問題があるし、無垢の木は水に触れるとささくれ立つので、なにかしら保護のために塗る必要があるわけです。

そこで、自然塗料で仕上げるわけです。
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    (無塗装の状態→→)

つやが無く自然だが、汚れや水に弱い状態。









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   (自然塗料を塗った状態→→)

ウレタンとは違いつやが無いことがわかる。

写真ではなかなか表現できませんが。(汗)


木の仕上げにはいろいろな種類があるので、秘密兵器の丸ノコでカットし、様々な塗装の候補で試して評価を行いました。


                つづく