杉板の耐久性 | オガスタ現場ブログ

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オガスタ現場監督3人衆による現場レポート。

こんにちは!


先日所要があって柏崎まで行ってきました。


海沿いを車で走っていますと、寺泊~柏崎あたりのお宅は木塀をたてていました。



適度に間が空いていて、視線をさえぎりながら、ある程度風は通しています。



海から30メートルと離れていない場所。夏は強烈な紫外線、冬は猛烈な風や雪にさらされるハードな環境です。

家も杉板張り外壁のお宅が非常に多いです。海風の塩害、冬の凍害への耐久性等を考えると、板張りにいきつくのかもしれません。



こちらは鋼製サッシが使われていない建物。推定築年数50~60年。


杉板の表面は多少風化してうづくり風になっていますが、厚みはしっかりと残っています。節は多くの箇所がぬけていました。30~40年くらいで節まわりのメンテナンスは必要になるかもしれません。



倉庫も杉板張り。



海沿いの、年間通してかなりハードな環境にある家の外壁を見ることができました。


外壁は板張りがベスト、と言いたいわけではなく、地域の気候風土を考慮して選定すべきです。


その地域の昔から建っている建物を参考にするのが一番良いと思いました。



山田