とおっしゃるかたが多いのですが、「主よ、人の望みの喜びよ」はもともとオルガン曲ではありません。
カンタータ(簡単に書くと、オーケストラ、合唱、独唱で演奏される何楽章かで出来た作品)の中の一曲です。
全部演奏すると、30分ぐらいだったと思います。オケの中にはオルガンも入っていて、私も本番で弾いたことがあります。本来通奏低音と言って、自分で右手は考えるのですが、確かオケからパート譜が送られて来たような…。
全体もとてもステキです。
カンタータ147 で検索すると出てきます。(「心と口と行ないと生活で」)
写真のオルガン用楽譜は、私があるオケの依頼でソロでこの曲を弾いた際に、ブツブツ切れてしまうなど良い楽譜がなく自分で編曲した物です。
(日本語で題名を でかでかと書いたのは、リハーサルや本番で楽譜を間違って持って行かないためです!)
思えば、サントリーホール、オペラシティ、みなとみらい、東京芸術劇場、ミューズ…主だったホールでは大抵演奏し、本当に活躍してくれました。
この曲は、手鍵盤のみの楽譜も良いものがありません。ブツブツ切れてしまうのです。
いずれ編曲する予定です。
(追記)
手のみでも弾けるよう編曲いたしました。
オルガンで、手のみで なめらかに弾けるよう工夫した編曲です。