もしかすると
「やるなら徹底的にやらなきゃ」
という思考があって
完璧を目指すあまり
「時間が取れるときに」
「気分が乗ったときに」
と先延ばしになりがちとか
(片付けに限らずあると思いますが)
あるいは、単に体が疲れていて
片付けに向き合うエネルギーが
不足しているため動けない、とか。
片付けは「判断力」や「決断力」
が必要で、それが毎日のタスクに
使われてすり減っていると
動けなくて当然ですよね。
片付けそのものを
「できていない」と捉えるか
「できている」と捉えるかで
だいぶ違うと思うのですが
私は”5分だけの片付け”でも
十分価値があると思っています。
なんなら
本を1冊手放した
使ったものを元に戻した
それだけで立派な片付けです。
だから、今すぐできることを
毎日やっていく方が
結果的に片付けは進みます。
ハードルは低い方がいい。
ちょっとのきっかけで
「もう少しやってみようかな」
と思う時がある。
「このくらいじゃ出来たと言えない」
と思っている間は
何をやっても
(実際には進んでいるのに)
まだ出来ていない状態
が、続きます。
片付けに限らず
今日は何ができたか?
というところにフォーカスしていくと
たくさん出来ている事が
見えてくると思います。
(書き出すとより分かりますよね!)
私も長い間、色んなことを
「そんなの出来てるとは言えない」
と思い込んでいたし
自分の変化を見ずに
「もっと分かりやすい変化がないと
変わったとは言えない」
と本気で思っていました。
やるなら
一度にスッキリ片付けたい!
ガラっと変化させたい!
という気持ちがある場合、
少しずつやる事に変化を見出せず
途中で辞めてしまったり
もっと余裕がありそうな日に…
〇〇が落ち着いてから…
といった具合に
どんどん先延ばしになっていく
のだと思っています。
私が後回しにして、ずっと
片付けられなかった場所が
2階にある3畳程の納戸で
そこには思い出の写真、
子供が小さい頃に描いた絵や作品、
その他使っていないもの諸々が、
雑に放り込まれていました。
扉を開ける度にため息をついて
そのまま扉を閉じていましたが
数年前、片付けアドバイザーの
スクール生同士のマッチングで
紹介された方と組んで
片付けをするという機会が
ありまして
その時になってようやく
手を付けることが出来たのです。
こういうのって
1人でやろうとしても
すぐに先延ばし、後回しにするし
必ずどこかで止まる場所がある。
写真には写っていませんが
反対側にもたくさんのモノが
溢れていました![]()
(現在、置き場所は変わっていますが
リバウンドしていません)
片付けは
「自分の気持ちと向き合うこと」だと
いつも伝えていますが
頑張ってやるものではなく
誰かの真似をすることでもなく
自分の気持ちを聞きながら
ケアするように進めていくもの
だと思っています。
一緒に「自分らしさのある暮らし」を
見つけていきましょう!


