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専従日誌

徳島県農協労連専従のブログ 農業再建、農協革新の取り組みや活動紹介など

78年前の1941年12月8日、日本軍の真珠湾攻撃により太平洋戦争が始まった日にちなんで、「戦争をさせない1000人委員会」徳島と徳島人権・平和運動センター共催の「12・8徳島反戦集会」が徳島県労働福祉会館別館で開かれた。

はじめに、徳島人権・平和運動センターの岩生大治議長による主催者あいさつが行われた。連帯あいさつでは、立憲民主党徳島県連合・武内則男代表のメッセージを板東泰史北島町議が代読した。

集会は「戦争をさせない1000人委員会」徳島連続講座の第三回目を兼ねて行われ、元大阪市立大学教授の
上杉聰さんによる講演が行われた。「日本会議と安倍政権」と題した講演で上杉さんは、日本会議の実態と安倍政権との関わりについて詳しく解説した。
 

2006年に教育基本法改悪され、教育現場は荒廃している。右翼が教育の現場を壊してきた。かつて5倍から6倍だった教員採用試験の倍率も、現在は1.2倍にまで下がり教員をめざす人が大幅に減っている。

日本会議は宗教団体と関わりが深く、第一次安倍政権時から密接な関係になった。日本会議は決して表に立たず、空気を醸成するのが得意だ。2020年憲法改正や天皇制強化についても日本会議の意向が大きい。天皇の後継についてアンケートで80%の人が女性天皇を指示すると回答したにも関わらず安倍首相は「女性だから駄目」と反対、それは日本会議が一万人集会を開くなど猛反対があったからだ。

日の丸に抵抗感が無くなったのはいつからか。サッカーの日本代表からだ。天皇の行事等で振っている旗は全て同じものだ。日本会議が幼稚園などで作らせている。日本会議としてやっていることを決して宣伝しない。

憲法改正は出来ない。改憲発議に必要な3分の2は不可能。安倍首相の会見アピールはリップサービスだ。この20年間進めてきたことが終わろうとしている。日本会議は秘密主義だ。暴露すればカゲロウのように消える。宗教で繋がっているが創価学会、大本教、PLは憲法改正に抵抗している。

天皇の生前退位や内部分裂など、日本会議は上手くいっていない。男性天皇に拘れば天皇制を自然死に追いやることになる。天皇に人権を与えるべきだ。ラストエンペラーのように天皇を辞める自由があっても良い。憲法では国民の総意に基づくとなっている。国民投票を行うべきだ。上皇は被災地訪問で天皇の好感度を上げるなど、現在の天皇制指示の基盤を作ったが極めて弱い。「令和」のから騒ぎも演出されたものだ。

日本会議には反憲学連で日本刀武装していた者もいる。教科書運動など様々な運動に関わっている。宗教は深みに入ればある意味で凶器だ。清和会は自民党の右勢力で
岸信介の流れを汲んでいる。大阪の自民党全体が右派だが、割って出たのが維新だ。松井一郎市長はIRや大阪万博を自民党とグルになってやってきた。

日本国憲法は自衛隊を認めている。
芦田修正により侵略戦争でなく自衛のためであれば、陸海空軍その他の戦力は持てることになるという解釈。しかし、武装しないこともあり得る。自衛隊の論議は終わっている。日本国憲法は米国の押し付けと言うが、日米合作の憲法だ。

上杉さんは最後に、もっと前向きなことをやる時期に入っている。積極的に動き始めるべきだ。
衛藤晟一萩生田光一日本会議国会議員懇談会の事務局メンバーだ。そういう人物が内閣に入るということは安倍政権はもう終わりということだ。安倍政権の次のものをどう作っていくのか考えなければいけないとまとめた。

集会アピール採択では、12・8反戦アピールが徳島人権・平和運動センターの竹谷副議長により読み上げられ、全体の拍手で採択された。

さいごに、「戦争をさせない1000人委員会」徳島の大西聡事務局長が閉会あいさつを行い集会を閉じた。