JA徳島市(万代町5)は4日、30代男性職員の自宅のパソコンからファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて、組合員の住所や役職員の給与など個人情報約1万6500件がインターネット上に流出した、と発表した。同JAは3日付で謝罪文を組合員に郵送。今のところ情報の不正使用の報告はないという。
流出したのは、2006年3月末現在の組合員1万5660人分の氏名や住所、電話番号、出資額など。また、同JAが発足した1969年4月から06年6月までの役職員849人分の給与・報酬や貯金口座番号なども含まれている。
6月29日、同JAの電算システムを管理する業者が個人情報のネット流出を発見。個人情報とは別に流出したファイルの中に男性職員の名前があり、流出元が判明した。
職員は06年6月以降、情報データをUSBメモリーに入れて持ち帰り、自宅の私物パソコンに保存していたが、ウイルスに感染し、今年6月下旬に流出したとみられる。同JAでは、05年4月から外部へ個人情報の持ち出しを禁止しており、職員から事情を聞いている。事実関係を確認し、職員を処分する方針。
4日、JA徳島市本所で記者会見した平山功組合長は「組合員や役職員に大変な迷惑を掛けた。個人情報の管理を徹底し、再発防止に努める」と述べた。