24℃、曇りときどき晴れ。

友人からバースデーナンバー占いなるものを教えてもらった。
西暦での生年月日を一桁づつ合計して9を引いた残りの数が、その人のナンバーとか。
それでみてみると、私の前世は苦労続きの報われない人だったので、
今世では幸せが約束された人生が送れるという。

私達も酔っ払っていたせいか、単純な算数すら間違って閲覧していたが、、
そもそもこのキリスト生誕を紀元にしている西暦も実はズレがあるらしい。
実際のキリストはそれより2~4年前に生まれており、12月25日ですらないらしい。

その昔、ある人物たちが大きな星に導かれ、星を座標に長い旅に出た。
「新しいユダヤ人の王」、イエスの誕生を祝うため3つの贈り物を携えていた。
彼らは『東方の三博士』と呼ばれ、マタイの福音書や新約聖書に記述がある。

「博士(賢者)」と訳される言葉「magu・magi」の原義は天文学者・占星術師。

.瓮襯オール Melchior (黄金-王権の象徴、青年の姿)
▲丱襯織供璽 Balthasar (乳香-神性の象徴、壮年の姿)
カスパール  Casper  (没薬-死の象徴、老人の姿)

ヘロデ大王は博士たちに幼子を見つけ次第知らせるようにと命令するが、
この古代イスラエルの王爛悒蹈任鯣鬚韻襪茲Δ豊瓩箸量瓦里告げを信じ、
彼らは別の道を通って故郷に戻っていってしまった。

事態を重く見たヘロデ王は、保身のための命令を下すことになってしまう。
それは、ベツレヘムにいる2歳以下の男児を一人残らず抹殺する幼児虐殺であったが、
既にその頃、イエスは両親(マリアと養父ヨセフ)とエジプトへと逃れていた。

福音書の記述ではベツレヘム(現パレスチナ)がイエス・キリストの誕生地。

それにちなんで、クリスマスツリーの頂点には「ベツレヘムの☆」を飾り、
馬小屋を模した飾りには、贈り物を携えた三人の人形が置かれるようになった。
そして博士たちを導いた星は木星とされ、ジュピター(ゼウス)は羊に化身する神。
飼い葉桶に寝かされた生まれたばかりのイエスは、羊飼いの訪問の受けているし、
3博士が長い道のりの末に対面が叶い、祝いの品を贈った日が12月25日だろうと思われる。
だからクリスマスには小さな子供に贈り物を贈る習慣ができたのかもしれない。

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一見関連のなさそうな事柄でも、視点を変えることで大きな発見がある。

多方面から物事を見、検証する機会が無くては解明できないことも多いらしいのだ。