気温19℃、曇り。
久しぶりに、といってももう10回は観ている映画かもしれない、
それでもワンシーンひとつひとつ、飽きずに惹きつけられる。
もう30年前のものとあって、有名な俳優陣の若い頃の演技も楽しみの一つ。
『地獄の黙示録 特別完全版:Apocalypse Now Redux』 3;23 Min.
フランシス・フォード・コッポラ監督作品
撮影期間は61週間(1976年3月~1977年5月)にも及び
編集に2年が費やされた。総制作費は3100万ドル(約90億円)
オリジナルが一般公開されたのは1979年8月である。
ベトナム戦争が実際に終結したのは1975年。ロケ撮影はフィリピン。
2000年、*アメリカ国立フィルム登録簿(National Film Registry)に登録。
2001年に53分もの未公開シーンが追加された特別完全版が公開された。
* アメリカ国立フィルム登録簿とは?
アメリカ議会図書館に永久保存するアメリカ合衆国の制度。
1988年にアメリカ合衆国議会(United States Congress)で
国立フィルム保存法(National Film Preservation Act)が制定され、
この制度は1989年より開始された。
アメリカのフィルム遺産として現在475本が収められている。
年に最大で25作品が登録され、年末にワシントンで発表がある。
最低10年以上経過した、文化、歴史、芸術に貢献した重要な映像作品から選出。
(ハリウッドの古典映画、ニュース映画、無声映画、実験映画、アマチュアフィルム、
記録映画、著作権保護から外れたフィルム、インデペンデント作品など)
1893年~1994年の作品がリストに並んでいる。
『ゴッドファーザー、ゴッドファーザー供戮裡穏酩覆發海譴忘椶辰討い襦
* * * * * * * * *
オリジナルタイトルの『Apocalypse Now』 アポカリプスの原義は
「覆いを取る」というギリシャ語の「アポカリュプス」('Aπōκάλυψις)から。
転じて「隠されていたものが明らかにされる」という意味に。
完全版の映画に寄せたメッセージで コッポラは、
「たいていの戦争映画は、反戦映画なのだ。
しかし、私のこの映画は、反戦映画以上のもの・・「反“嘘”映画」だと信じている。
戦争とは、人々が傷つけられ、拷問にかけられ、不具者にさせられ、そして殺される。
それを文明はウソで塗り固め、一つのモラルとして提示する。それが、私には恐い。
そして、それが戦争の可能性を“永久”にしている事に震えを感じるのだ。」
セリフにも度々でてくる犁盾屐偽善、裁き
現代では事件がメディアによって世に送りだされ、同時にそれによって攻撃される。
そんな世界に身を置いている監督自身の葛藤でもありそうだ。
久しぶりに、といってももう10回は観ている映画かもしれない、
それでもワンシーンひとつひとつ、飽きずに惹きつけられる。
もう30年前のものとあって、有名な俳優陣の若い頃の演技も楽しみの一つ。
『地獄の黙示録 特別完全版:Apocalypse Now Redux』 3;23 Min.
フランシス・フォード・コッポラ監督作品
撮影期間は61週間(1976年3月~1977年5月)にも及び
編集に2年が費やされた。総制作費は3100万ドル(約90億円)
オリジナルが一般公開されたのは1979年8月である。
ベトナム戦争が実際に終結したのは1975年。ロケ撮影はフィリピン。
2000年、*アメリカ国立フィルム登録簿(National Film Registry)に登録。
2001年に53分もの未公開シーンが追加された特別完全版が公開された。
* アメリカ国立フィルム登録簿とは?
アメリカ議会図書館に永久保存するアメリカ合衆国の制度。
1988年にアメリカ合衆国議会(United States Congress)で
国立フィルム保存法(National Film Preservation Act)が制定され、
この制度は1989年より開始された。
アメリカのフィルム遺産として現在475本が収められている。
年に最大で25作品が登録され、年末にワシントンで発表がある。
最低10年以上経過した、文化、歴史、芸術に貢献した重要な映像作品から選出。
(ハリウッドの古典映画、ニュース映画、無声映画、実験映画、アマチュアフィルム、
記録映画、著作権保護から外れたフィルム、インデペンデント作品など)
1893年~1994年の作品がリストに並んでいる。
『ゴッドファーザー、ゴッドファーザー供戮裡穏酩覆發海譴忘椶辰討い襦
* * * * * * * * *
オリジナルタイトルの『Apocalypse Now』 アポカリプスの原義は
「覆いを取る」というギリシャ語の「アポカリュプス」('Aπōκάλυψις)から。
転じて「隠されていたものが明らかにされる」という意味に。
完全版の映画に寄せたメッセージで コッポラは、
「たいていの戦争映画は、反戦映画なのだ。
しかし、私のこの映画は、反戦映画以上のもの・・「反“嘘”映画」だと信じている。
戦争とは、人々が傷つけられ、拷問にかけられ、不具者にさせられ、そして殺される。
それを文明はウソで塗り固め、一つのモラルとして提示する。それが、私には恐い。
そして、それが戦争の可能性を“永久”にしている事に震えを感じるのだ。」
セリフにも度々でてくる犁盾屐偽善、裁き
現代では事件がメディアによって世に送りだされ、同時にそれによって攻撃される。
そんな世界に身を置いている監督自身の葛藤でもありそうだ。