気温16℃、久々にカラッと晴れた東京からおはようございます。

今年は4月20日が穀雨、この日から5月5日の立夏までの期間を指す。
最近は雨が多いなぁと思ってたけど。

田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨が降る時期。
穀物の成長を助ける雨のことだそうです。
そして、
この穀雨が終わる5月初め(立春より88日目)に八十八夜がくる。
この日に摘んだ茶葉は上等とされ、飲むと長生きすると言われています。

しかし「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」など遅霜が発生する時期。
農家などに注意を喚起する所以で、八十八夜は日本独自の雑節なんだとか。


「あの茶畑にある、背の高い巨大な扇風機は何のためにあるのか?」
と、友人は常々疑問を持っていたらしい。そういわれて見てみると確かにある。。。

ずばりその名は 『防霜ファン』 ワカリヤスイーー

冬の間は丈夫なお茶の木も
4月から5月上旬にかけての遅霜は狄群雖瓩砲箸辰討和臑之癲

そこで、この防霜ファンが登場。。。

茶園の地面に近いところは冷たい空気の層があるが、
約3~5メートルのところにはやや暖かい空気の層になっている。
そこでこの暖かい空気の層をファンでかくはんして温度を保つ仕組み。
サーモスタットで気温が約5度以下になると作動するように設定するそうです。

この遅霜からお茶の新芽を守るために昭和50年以降急速に普及しはじめ、
今ではお茶の安定供給になくてはならない必需品となったようです。

お茶は年に4回程摘まれるそうですが、
この時期(4~5月)のお茶は初めて摘まれる一番茶、
狃蕕發劉瓩箸いΠ嫐を込めて新茶と呼ばれるそうです。

今年の八十八夜は5月1日(閏年の為) 
おいしいお茶が飲みたいわ~♪