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気温14℃、降ったり止んだりの東京からこんにちは。

世界中いろんな名物料理が存在します。

それにあわせて日本では見慣れない調理道具も存在する。
そこで用途に応じて変化した独特の形の道具たちに出逢う。

昨日はおのおの食材を持ち寄ってラクレット・ランチを決行。

日本で例えると家庭でも気軽にできるお鍋とか、
ホットプレートでお好み焼き、みたいな感じに近い。
あたたまりながら楽しむ冬の食べ物。

家庭でする場合、ここでは爛薀レットグリル瓩謀仂譴靴討發蕕Α
テフロン加工でおなじみのティファール社製、準備も片付けも楽チン。
各自がしゃもじ型のような小さなホットプレートに
四角く薄くカットしたチーズをのせて熱で溶かすだけ。

でも元々のオリジナルの道具はかなり大掛かりなもの、
本場では伝統的にこの役目は男性の仕事、女性の尊敬を集めることも。
レストランなどではこのサーブがパフォーマンスの一つにもなっているのだとか。

チーズフォンデュほど日本で馴染みは少ないものの、
ラクレットもチーズを溶かして食べる料理。

Racletteはフランス語で「削るもの、引っかくもの」を意味するらしく、
チーズの断面を(暖炉やオーブンなどの)直火で温め、
とろとろに溶けた部分をこそげて、ジャガイモやハム類に絡めて食べるシンプルなもの。
口直しに酢の利いたピクルス(コルニッション)を添える。

もともとはヴァレー州を中心としたスイス全土、
スイス国境に近いフランスのサヴォア地方などの伝統料理の1つといわれている。

一般的にラクレットチーズやグリュイエールチーズなどが使われるのだが、
ラクレット用のチーズは、牛乳から作られるセミハードチーズの一種。
今ではこのチーズにもトマト風味や胡椒風味、マスタードの粒入り、スモーク風味などがある。

「所変われば品変わる」