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気温14℃、薄曇の東京からこんにちは。

晴れたり曇ったりとお天気がくるくると変わります。

「くたばれ!ハリウッド」-The Kid stays in Picture
元俳優で伝説の映画プロデューサー、
ロバート(ボブ)・エヴァンズの波乱万丈の半生を描いた
バースタイン&モ-ゲン監督の共同作品。

-どんな話にも3つの側面がある。
 相手の言い分、自分の言い分、そして真実。
 誰も嘘などついていない。共通の記憶は微妙に異なる-
(エヴァンズ本人の冒頭のナレーションより)

彼自身の原作を元にノンフィクションの形で
記録写真を元に特殊効果を用いた映像で描き
非常にオリジナルでユニークな作風の映画に仕上がっている。

(監督らのインタビューより抜粋)

『私たちは彼のドキュメンタリー映画を撮ろうと準備と期待をして行ったのに
(発作による体調と気力を喪失した彼に)『映画をつくりたくない』って言われて、
二人とももちろん呆然としちゃったワケ。
でも一緒に過ごした数時間後には、彼のあまりの話術の巧みさに魅了されて、
『ごめんなさい、こんな所まで押し掛けて本当にごめんなさい』と
思わずこっちの方が謝ってしまっていたくらいよ。
そして最終的には彼の気持ちを酌みつつ、
つまり出演させずに彼の映画をつくるという方向で製作が始まったのよ。
結果的には映画の作り手としても非常に面白い、
逆にそのハンデのせいで却っていい映画をつくることができたわ」 と。

彼の手がけた作品群には映画界の代表作品がズラリと並んでます。

そんな彼にもちょっとしたキッカケでどんどんと追い風が吹くときもあれば、
坂道を転がるように悪い方へばかりへと向かう出来事が次々にやってきます。

運とは努力と機が熟した時にやってくると本人も語っていますが、
彼の人生は七転び八起。
何が起こるかわからないのが人生。一寸先は闇。。。

それでも人生って喜劇のように滑稽なものなのかもね~。