変わりやすい天気の東京から、こんにちは。
朝は暖かい陽光だったのに今は曇っています。

今日から仕事始め。私もそのうちの一人。
でも年始関係なく元旦から仕事始めの職業も多いですね。

御正月と言えば寝正月。
家でぬくぬくとテレビの前で過ごすのも贅沢といえば贅沢。

昔からNHKなどでも放映されていた『アクターズスタジオインタビュー』。
爛好拭次蓜好織献素顔の夢トーク甅燹察察 自らを語る
などメディア媒体によってタイトルが変わるようです。

ジェームス・リプトンが演劇専門大学の修士課程授業の一環として
俳優達を招いてインタビューするもの。
出生を含むプライベートな質問から出演作のエピソードに及び毎回よく調べてある。

俳優陣も若手からベテランまでと幅も広く、インタビューの最後には
B・ピポー作の10の質問の後、ゲストが学生達の質問に応じる構成だ。

俳優というのは素顔が見えないものなので、
出演した作品・役についてしか好き嫌いを判断できないものだが、
本人自身が語るこのインタビューではその素顔の一部を垣間見ることができる。

今のところ強く印象に残っているのが、
マーチン・シーン、ジャンヌ・モロー、ジュード・ロウの3人。

有名なゲストばかりだが、その中でも頭のよさと話の上手さが際立っていた。
ジュード・ロウは二人に比べるとまだ年齢もずいぶん若い。

共通していえることは独りよがりのエゴを超えた客観的視点を持ち、尚且つ
他人の意図を明確に掴み取る鋭さと自分に対するゆるぎない自信を持っている人たちが
第一線で生き残っていくんだなと実感させられるこのインタビュー。

この3人のインタビューを書き留めればそのまま人生論であるようなすばらしさ。
過去何度にも渡って放映されている番組ではあるが新鮮な驚きをもらえる。

次に機会を作って3人のインタビューを書き出してみようと思う、楽しみに。