
佐助稲荷様の秘仏のご拝観のため、通常のバイクによる早朝鎌倉進撃は不可能なことから、電車と徒歩で鎌倉と江の島に参拝するワタクシ。
いつものように江の島参拝後に鎌倉に入るのだが、今回は鶴岡八幡宮からではなく気功法師匠のお勧めの長谷寺から参拝開始。
気功法師匠はヨガ教室も開けるほどのマスターレベルなのだが、色々あって今は気の悪い物流センターで下働きをしており、この師匠が居なければ自分の気功法のレベルも霊力も短期間でここまで成長することはなかったほどの人物である。
「長谷寺はすごいよ。とにかく行けば判る。」的なアドバイスの顛末はそのうちパワスポ系の記事で書くのでここでは割愛。
行き慣れた鎌倉も、江ノ電の長谷駅から降りると若干雰囲気が違う。
てか、大ざっぱな方向は分かるのだが、バイクで走るのと違いすっきりした流れを感じられない。
その理由は道のクネクネ感や緩やかな勾配にあり、さらに狭い土地に呪術装置としての寺社が相互補完的に存在しているせいで、同じような呪術都市の京都とは別なベクトルで方向感覚が狂うような気がする。
んで、そのように方向感覚が狂うのは自分だけではないらしく、鎌倉の街にはそこかしこに遭難した人々が救いを求めている。
特に大仏の裏手から佐助稲荷や銭洗い弁財天が有る源氏山には行き倒れになりそうな外国人の方々が多く、言葉も通じない異国で遭難するのはさぞや心細いだろうと思い道案内とかするとそのまま次々と道案内することになるので若干の注意は必要…。
バス通りの反対側からでも助けを求める表情というのは分かるもので、特にアジア系の方は奥ゆかしい方が多いのか白人と違い気軽に話しかけて来ないので、こちらから手を差し伸べる方が話はスムーズに行く。
てか、スマホのマップ機能やナビ機能を駆使しても、裏手まで来れてもここいらの寺社は正面側しか入り口無いんだが、確かになんでもオープン風味なアジア圏の寺院だとこういう作りは少ないから迷うのも仕方なし。
くわえて小学生が地図を頼りに、鎌倉駅や鶴岡八幡宮のバス駐車場から源氏山に班単位で行動する遠足が企画されているらしく、源氏山から八幡宮に行く道筋では今度は小学生に何度か道を教える羽目に・・。
人に道を聞いたらこの企画(遠足の趣旨)は台無しになりそうな気もするが、こんなに暑い日に道に迷うとか考えるだけでトラウマになると思うのでたぶんこれで良し。
「はい、そこ右、そんでずっと行くとのぼりになって、夜にお化け出そうなトンネル超えて下るとその突き当たりをまた右ね、最後にあのオヤジ嘘ついたのかと思いたくなる絶望的な急な坂があって、その中腹に銭洗い弁天さまはあるから、じゃあ頑張ってね」
てな感じである。
地図を頼りに歩くのも良いが、人の意見を参考にするのも良い。
なんで長谷寺と佐助稲荷様で観音様を背負ったのかわからなかったけど、この道に迷う方々をお救いするのが今回の菩薩業ということだと帰宅後に納得。
ちなみに途中の喫茶店で一休みしようとか考えていたら、その都度遭難者に遭遇するため鎌倉では今宮に行く直前まで歩きっぱなし。
帰りの電車が座れたので楽でしたよ。はい。
うちにこれが有れば、足は楽だから今度買うかも…。
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