おいらが居る事など知らない二人はもうお構いなしの動物状態
いや だいたい普通皆そうである
隠し撮り映像をリアルに見て浸っている
おいらの方が異常な環境状態なのである
店長になるとこんな仕事もすんのかよ と
良いのか悪いか分らないが でもふと思った
!この屏風はこんな風にチェックする為にわざとここに置いてあるのか?と
まあ あとで店長に何気なく聞いてみようと思い
複雑な思いで めぐみちゃんのチェックの続きに見入っていた
息をするのも ゆっくり吸って ゆっくり吐いて
そんなのを繰り返すうちに また背中をがかゆくなってきて
めぐみちゃんはもう大丈夫チェック終了ー 安心安心と
投げやりに思いながら
本音は 動けず息苦しいその場を出たくて出たくて 仕方がなかった
まだしかし10分も経ってない
めぐみちゃんが悩ましくなり始め アンアン キャンキャン 言ってきたので
その声のついでに紛れて 背中を壁に当ててひとかきしてみた
おー セーフ大丈夫 お互い夢中になってて大丈夫だな
背中を押し当て小刻みに上下し続けていたら かゆみも無くなっていたが
気づくと二人の動きが急に止ってて 部屋がシーンとなっていた
あ まずい 異変に気づき動きを止め 息をのんだが目が動かせない
つづく