海の日って、設定を誤ったのだと思う。加えて、例の強引な三連休の設定だ。だから、毎年祝日が微妙にずれてくる。今年は15~17が海の日の連休だった。輝く太陽の降り注ぐ海をイメージするなら、梅雨明け直後を狙うべきなのではなかったか。連休が毎年、梅雨雨寸前の集中豪雨になってしまうのは、なんとしたことだ。俺たちにとって、この時期の連休は貴重このうえない。ましてガイドを自認するものならなおさらである。これならまだ、ひと昔まえの飛び石連休のほうがよほどましだった。一日二日休みさえすれば、四日や五日の連休が手に入ったのである。まったく、国の行なう施策はどこかで詰めがあまい。

 連休は白神のガイドをした。世界遺産だから手続きは当然ながら、連日の雨に泣かされた。追良瀬源流と滝川の継続である。雨で苦労しながらも、まあまあ、予定通りの行動をこなした。クライアントによろこんでもらってひと安心というところ。二日目の朝、監視員の見回りを受ける。下流部ならいざしらず、あの源流部でのことだから、少なからず驚いた。さすが世界遺産。おそらく森林管理局の職員なのだろうが、世界に冠たる白神のブナを守ろうとする意気込みが伺えて、俺たちも迂闊なことはできないと、襟を正したのである、って、当然ながら、これは嫌味に他なりません。税金をかけて巡回させるほど営林署は暇なのか。他にすることってないのでしょうか?

 それはさておき、下山後の八森漁港の食堂「石塚」は秀逸でした。あちらに行かれたら是非立ち寄って欲しいお店です。メニューはもちろん魚介類のみ。私たちが頼んだのは「いいかげん丼」でしたが、それはもう絶品で・・・・なんと1000円。あの店に行くために八森まで出かけたくなるほどの、といっては言いすぎでしょうが、ともあれお薦めしておきます。


 さてさて、岳人8月号がでました。沢登り2006というのが特集です。私の写真と記事がメインになってます。めったにないことですので、これまた書店で購入してください。立ち読みはダメですよ。「瀬畑雄三の源流哲学」です。

 さて、梅雨はいつ明けるのでしょうか。待ち遠しいかぎりです。